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子宮内膜症患者では炎症性腸疾患の発症リスクが高い


[2011/12/26]
子宮内膜症患者では炎症性腸疾患の発症リスクが高い

子宮内膜症を有する女性はそうでない女性に比べて、クローン病や潰瘍性大腸炎(UC)などの炎症性腸疾患(IBD)の発症リスクが最大80%高いことが、新しい長期研究によって示された。

子宮内膜症は子宮内膜が子宮外で増殖したときに発症し、腹痛や月経過多、不妊などの症状がみられる。これらの疾患が関連する理由は完全には解明されていないが、共通の原因、あるいは子宮内膜症の治療に使われる経口避妊薬が炎症性腸疾患のリスクを増大させる可能性が考えられる。

今回の研究は、デンマーク国立血清研究所Statens Serum Institute(コペンハーゲン)疫学者のTine Jess博士らが、1997〜2007年に子宮内膜症で入院したデンマーク人女性3万8,000例近くを対象に実施したもの。13年間の追跡調査の結果、このうち320例に炎症性腸疾患が発症し、228例に潰瘍性大腸炎、92例にクローン病が認められた。

全体として、子宮内膜症患者では一般集団の女性と比べて、炎症性腸疾患の発症オッズが50%高かった。このリスク増大は、子宮内膜症と診断されてから20年後まで持続した。子宮内膜症が外科的に確認された患者ではリスクがさらに明瞭であり、一般集団の子宮内膜症のない女性に比べて、発症リスクが80%に跳ね上がった。

Jess氏は「子宮内膜症と炎症性腸疾患の関連を調べるために実施された研究はこれが初めて。子宮内膜症患者における持続的な腹部症状は、炎症性腸疾患併発の徴候である可能性がある」と述べている。今回の研究は、子宮内膜症と炎症性腸疾患の関連性を示しているが、因果関係は証明していない。研究結果は、医学誌「Gut(腸)」オンライン版に12月19日掲載された。

米ノースショア・ロングアイランド・ジューイッシュ・ヘルスシステム(ニューヨーク州)のMaurice Cerulli博士は、「最初に子宮内膜症があれば、潰瘍性大腸炎またはクローン病のリスク増大につながる可能性がある。確実な結論を引き出す前にはさらなる研究が必要であるが、患者に腹部症状や痛みが認められる場合、医師は子宮内膜症と炎症性腸疾患の両方を検討すべきである。疾患によって治療法は異なる」と述べている。(HealthDay News 12月19日

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=660006
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