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父方の変異遺伝子を受け継いた女性は乳癌診断時期がより早い


[2011/12/20]
父方の変異遺伝子を受け継いた女性は乳癌診断時期がより早い

乳癌(がん)および卵巣癌のBRCA1またはBRCA2変異遺伝子を父親から受け継いた女性の一部では、母親から受け継いだ女性に比べて乳癌と診断される年齢が10年近く早い可能性が、新しい研究で示された。

米モンテレーMonter癌センター(ニューヨーク)癌遺伝学責任者のIuliana Shapira博士らは、BRCA1またはBRCA2遺伝子変異が認められる乳癌患者または卵巣癌患者128例の家系を検討し、患者の癌遺伝子の由来を調べた。遺伝子を受け継いだ親の影響を検討した研究はこれまでにない。

研究の結果、乳癌患者のうち28例では父方、29例では母方のBRCA1変異、24例では父方、21例では母方のBRCA2変異が認められた。卵巣癌患者のうち6例では父方、10例では母方のBRCA1変異、7例は父方、3例は母方のBRCA2変異が認められた。

平均診断年齢は卵巣癌が51歳(21〜70歳)、乳癌が43歳(24〜78歳)であった。ただし、母方のBRCA1変異を持つ乳癌患者では平均診断年齢が45歳、父方のBRCA1変異を持つ患者は約38歳であった。母方のBRCA2変異を持つ女性は平均50歳、父方のBRCA2変異を持つ女性は41歳で乳癌と診断された。父方または母方のBRCA1またはBRCA2変異を有する女性が卵巣癌と診断される年齢に有意差はなかった。

Shapira氏は「より大規模なコホートでこの観察結果が再現されれば、今回の研究結果は、BRCA変異の保有者における手術リスク低減のための勧告に重要な意義を持つことになる。つまり、医師は、母方の家族からBRCA変異を受け継いだ若年女性は見守り(watching and waiting)、父方から受け継いだ若年女性ではより積極的な介入が必要となることを意味する」と述べている。

研究結果は、米テキサス州サンアントニオで開催されたサンアントニオ乳癌シンポジウムで発表された。データおよび結論は、ピアレビューを受けて医学誌に発表されるまで予備的なものとみなすべきである。(HealthDay News 12月8日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=659632
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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