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魚食が若年女性の心疾患リスクを低減


[2011/12/13]
魚食が若年女性の心疾患リスクを低減

タラやサケなどオメガ-3脂肪酸を豊富に含む魚の摂取により、若年女性の心疾患発症リスクが有意に低減することが、デンマークの新しい研究で示された。魚油には、心血管疾患に対する保護因子とされるオメガ-3長鎖多価不飽和脂肪酸が含まれている。

医学誌「Hypertension(高血圧)」オンライン版に12月5日に掲載された研究によると、魚を全く食べない妊娠可能年齢の女性では、魚を頻繁に食べる女性に比べて心血管障害が50%多く、週1回魚を食べる女性に比べてリスクが90%高かったという。ただし、この報告は魚の摂取と心血管リスク低下の因果関係を示すものではなく、単に関連性を示したに過ぎないという。

デンマーク国立血清学研究所(SSI、コペンハーゲン)胎児プログラミングセンターのMarin Strom氏らは、1996〜2008年に15〜49歳の妊娠女性約4万9,000人のデータを収集。特定の種類の魚の摂取が心血管疾患リスク低減に有用かどうかを調べるため、魚の摂取量と種類を尋ねた。また、ライフスタイルおよび家族の病歴についても尋ねた。8年間の追跡調査の結果、高血圧症や脳卒中、心疾患などの心血管イベントは577件発生し、5人が心血管疾患で死亡した。

全体的には、魚をほとんど、または全く食べない女性では魚を食べる女性よりも心血管疾患による入院が多かった。また、一部の女性に3つの評価を行った結果、魚を全く食べない女性の心血管疾患リスクは週1回以上オメガ-3脂肪酸を豊富に含む魚を食べる女性の3倍であった。食べると報告された魚で最も多かったのはタラ、カレイ、サケ、ニシン、サバで、魚油サプリメントを使用している女性は今回の研究では除外した。

Strom氏は「月2回しか魚を食べない女性でもポジティブな効果がみられた。魚や魚油から最大の恩恵を受けるには、週2回以上、主菜として魚を食べることが重要である。妊娠可能年齢の女性のみに着目したこの規模の研究は今回が初めて。炎症やトリグリセリド(中性脂肪)、コレステロールなど特定の危険因子は女性のほうが重要であると思われる」と述べている。

同氏らは、データが自己申告であることなど今回の研究にはいくつかの限界があるという。別の専門家は「今回の研究は、食事に含まれるかサプリメントとしてのオメガ-3脂肪酸に心臓保護作用があるというデータをさらに裏付けている」と述べている。(HealthDay News 12月5日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=659529
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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