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男性では心肺フィットネスの維持・向上が死亡リスクを低減


[2011/12/12]
男性では心肺フィットネスの維持・向上が死亡リスクを低減

世間一般の通念に反し、男性の全般的な健康には体重よりも心肺のフィットネス(cardiorespiratory fitness)が重要であることが、新しい研究で示された。体重が変化しないか増加したかにかかわらず、フィットネスレベルの向上または維持が長寿につながるという。

米国立衛生研究所(NIH)とコカコーラ社の資金提供を受けて実施された今回の研究で、米サウスカロライナ大学アーノルドArnold公衆衛生学部(コロンビア)運動科学部のDuck-chul Lee氏らは、順境にある(well-off)中年男性1万4,000人超を対象に、有酸素(エアロビック)運動を行う頻度とそのフィットネスを示す代謝当量(MET:安静時代謝 [1MET] を基準に活動時のエネルギー消費を数値化したもの)を評価することにより心肺フィットネスレベルを検討した。代謝当量の評価にはトレッドミル試験を用いた。

11年間の追跡調査の結果、フィットネスを維持していた男性では余分な体重を落とせなかった場合でも、心血管疾患または全死因による死亡リスクが約30%低減し、フィットネスが向上した男性では約40%低減した。しかし、フィットネスが低下した男性では死亡率が高まった。体重と身長を考慮した測定値であるボディ・マス・インデックス(BMI)は死亡率には関連せず、フィットネスは被験者の運動量と強く相関していた。

Lee氏は「フィットネスの維持または向上は、死亡リスクが低いことと有意に関連しており、フィットネスを失った男性はBMIの変化にかかわらず死亡リスクが高かった。人々はフィットネスについてより深く考える必要があり、それだけでなく、体重減少や体重増加にこだわりすぎずにフィットネを向上または維持するよう努める必要がある」と述べている。

米レノックス・ヒル病院(ニューヨーク)のTara Narula博士は、「全般的な心血管疾患、ひいては死亡率に真に影響を及ぼすのは減量と肥満、体重変化をみることだと考えがちだが、実際の体重変化よりもフィットネスの影響が大きい可能性があるとの結論が出たことは大きなニュースであり、身体に目に見える変化がなくとも運動を続けるよう患者に助言できる」と述べている。

米ニューヨーク大学ランゴンLangoneメディカルセンターのJonathan Whiteson博士は、今回の被験者は正常体重または過体重であったため、この結果が少数民族や他の集団、肥満患者に当てはまるかどうかは不明であるなどの問題点を指摘しながらも、「重要なことは、有酸素運動が心血管イベントのリスクファクター(危険因子)を軽減することである」としている。研究結果は、医学誌「Circulation(循環器)」オンライン版に12月5日掲載された。(HealthDay News 12月5日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=659502
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