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癌専門医の疼痛患者に対する扱いはまだ十分ではない


[2011/12/01]
癌専門医の疼痛患者に対する扱いはまだ十分ではない

腫瘍専門医は癌(がん)患者の疼痛管理が得意であると考えているが、まだ対応が十分ではないことが新しい研究によって示された。疼痛に苦しむ癌患者について説明した2つの仮想状況に対して、大多数の腫瘍専門医は疼痛の専門家が“許容できない”と考える治療計画を提示したという。

米ベス・イスラエルBeth Israelメディカルセンター(ニューヨーク)疼痛医学・緩和ケア部門疫学研究責任者のBrenda Breuer氏らは、米国の腫瘍専門医600人以上を対象に、疼痛管理に関連する知識、姿勢、診療を調査した。腫瘍専門医は自身が、疼痛治療薬投与において同僚ほど保守的でないと評価する傾向がみられた。

1つの仮想シナリオでは、比較的高用量のモルヒネをすでに使用しているが疼痛のある肺癌の男性において、モルヒネ投与量の増量が良い考えか腫瘍専門医に尋ねた。増量は不必要に高用量となることを示唆するため、正解は“ノー”であるが、腫瘍専門医の31%は良い考えだと答えた。残りは良くないとわかっていたが、回答として正しい理由(過剰な眠気や“意識混濁”などの副作用リスクがある大幅増量を避ける)を選択したのは13%のみであった。

間違った回答理由としては、危険な呼吸低下を引き起こす、高用量は耐性の増大につながり薬剤の効果が徐々になくなる、“比較的高用量を処方すると、医師が監視下に置かれるという規制環境”などが挙げられた。研究結果は、医学誌「Journal of Clinical Oncology(臨床腫瘍学)」11月14日号に掲載された。

Breuer氏は「癌の疼痛管理に関する腫瘍専門医の知識には重大な欠落がある。この研究では、疼痛治療専門医または終末期治療を専門とする緩和医療専門医に紹介することが多いと答えた腫瘍専門医も少なかった(16%)。患者は、疼痛医療や緩和医療専門医の存在を知る必要がある」と述べている。(HealthDay News 11月17日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=658959
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