健康美容NEWSモバイル
海外ニュース

徹夜・交代勤務は十代の若者に多発性硬化症リスクをもたらす


[2011/10/26]
徹夜・交代勤務は十代の若者に多発性硬化症リスクをもたらす

徹夜勤務または臨時の交代勤務(シフトワーク)により、十代若者の多発性硬化症(MS)発症リスクが高まるとの結果が、スウェーデンの新しい観察的研究で示された。概日(サーカディアン)リズムの妨害(中断)と正常な睡眠パターンの崩壊がリスク増大の一因であるという。

スウェーデン、カロリンスカKarolinska研究所(ストックホルム)のAnna Karin Hedstrom博士らは、16〜70歳のスウェーデン住民を対象とした2件の地域集団ベースの研究(1件は新規発生incident例、1件は有病prevalent例)を検討。十代での、定期的または交互に徹夜勤務あるいは交代勤務の経験の有無による多発性硬化症の症例数を比較した。

研究の結果、新規発生例のうち、20歳までに3年以上徹夜勤務をしていた被験者において多発性硬化症が発症する可能性は経験のない被験者の2倍であった。有病例については、夜間勤務をした被験者は一般的に多発性硬化症と呼ばれる疾患が発症する可能性が2倍強高かった。研究結果は、医学誌「Annals of Neurology(神経学)」10月18日号に掲載された。

Hedstrom氏は「分析の結果、若年期の交代勤務と多発性硬化症発生率に有意な関連性がみられた。2つの独立した研究で関連性が観察されたという事実は、交代勤務と疾患リスクの顕著な関連を示すものである」と述べている。夜勤に伴う睡眠制限がおそらくメラトニンの分泌に干渉し、炎症反応を増大させ、心疾患や甲状腺疾患、癌(がん)など特定の健康障害リスクが高まることは既に判明している。

同氏らは「多発性硬化症は、個人の環境に関係する中枢神経系の自己免疫炎症疾患であるため、交代勤務による睡眠不足など他のライフスタイルのリスクファクター(危険因子)も考慮されるべきである。概日リズムの妨害や睡眠不足が十代若者の多発性硬化症発症リスクを増大させる理由を説明するには、さらに研究を重ねる必要がある」としている。(HealthDay News 10月17日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=657873
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

つぶやく
関連ニュース
セ交替制の夜勤で心疾患や肺がんのリスクが増大
セ夜間勤務は女性の2型糖尿病リスクを高める
セ単核細胞症と日光不足が多発性硬化症リスクを高める可能性
関連ワードで検索
夜勤交代勤務徹夜多発性硬化症
ソ今週のアクセスランキング
1.お茶の香りの貯蔵メカニズムを解明/サントリー食品インターナショナル
2.つっぱらないのが嬉しい酵素洗顔料、『肌極 はだきわみ』発売/コーセー
3.コーセーとセブン-イレブン共同企画の「雪肌粋(せっきすい)」発売
4.コーセー「スティーブンノル コレクション」ヘアケアがリニューアル
5.三重県産の本真珠を溶かし込んだ美容酢
<jュース検索
新着 | 健康美容 | 海外ニュース | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

お問合せ
Copyright(c)2007-2015 All Rights Reserved.
健康美容EXPO