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遺伝子多様体が吸入ステロイド薬反応不良と関連


[2011/10/12]
遺伝子多様体が吸入ステロイド薬反応不良と関連

喘息患者の6人に約1人は、一般的に処方される吸入ステロイド(コルチコステロイド)薬に対する反応不良と関連する遺伝子多様体(variant)を有することが、新しい研究で示された。

今回の研究で、米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)のKelan G. Tantisira氏らは、さまざまな喘息治療に関する5件の異なる臨床試験に登録した1,000人以上の患者の遺伝子情報を検討し、吸入ステロイドに対する反応不良に関係するGLCCI1と呼ばれる遺伝子の多様体を同定した。

研究の結果、この特異的な遺伝子多様体を2コピー持つ喘息患者は、持たない患者に比べて吸入ステロイドに反応しない可能性が2倍高かった。反応不良の患者において、長期の喘息コントロールに用いる吸入ステロイド薬による肺機能の改善がみられたのは、多様体を持たない患者の約3分の1に過ぎなかった。研究結果は、米医学誌「New England Journal of Medicine」オンライン版に9月26日掲載された。

Tantisira氏らは「この多様体はおそらく他の遺伝的および環境的要因とともに作用し、薬剤に対する反応に影響を及ぼす。吸入ステロイドに対する反応不良は家族性のものであることが多い。ただし、被験者の大多数が白人であったため、この知見が他の人種または民族には当てはまらない可能性がある。GLCCI1遺伝子が肺に及ぼす影響や、白人でない喘息患者に影響を及ぼすかどうかを理解するにはさらなる研究が必要である」と述べている。

米国立心肺血液研究所(NHLBI)のSusan Shurin博士は、「この知見は、一部の患者がいわゆる一般的な喘息治療にあまり反応しないという長年の観察の遺伝的根拠を説明するのに有用である。今回の研究は、喘息について遺伝子構造と治療に対する反応との関係を検討する研究の重要性を示すものであり、多様体を有する患者に対する個別化医療の必要性を強調している」と述べている。(HealthDay News 9月28日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=657270
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