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2日間隔の血液透析は危険をもたらす


[2011/10/06]
2日間隔の血液透析は危険をもたらす

腎疾患患者における血液透析の間隔が2日以上になると、死亡および入院リスクが高まることが、米国腎臓データシステム(USRDS)と米ミネソタ大学(ミネアポリス)による新しい研究で示された。透析治療の間隔が2日以上の場合、1日の場合と比べて、心血管関連やその他の合併症で死亡または入院する可能性が高いという。

米国腎臓財団(NKF)によれば、慢性腎疾患患者34万人以上が血液透析を受けており、75%の症例は糖尿病および高血圧が原因で腎不全を来したものである。一般的な透析療法は、外来で毎週月、水、金曜、あるいは火、木、土曜の週3回(1回4時間)受けることになっているが、土日曜あるいは日月曜の2日間間隔が空くことになる。米医学誌「New England Journal of Medicine」9月22日号に掲載された今回の研究で、USRDS調整センター副所長のRobert Foley氏らは、平均年齢62歳の透析患者3万2,065人を2年超にわたって追跡調査した。

この期間の全死因死亡率は41%であった。平均年間死亡率は透析が2日間隔の場合が22%、1日間隔の場合が18%であった。心臓関連死亡率はそれぞれ10.2%と7.5%、心停止は1.3%と1%、心臓発作による死亡は6.3%と4.4%であった。入院率も、透析の間隔が長いほど高く、心臓発作による入院率はそれぞれ6.3%、3.9%であった。また、2日間隔の場合のうっ血性心不全による入院率はほぼ2倍であり(29.9%対16.9%)、脳卒中による入院率も高かった(4.7%対3.1%)。

Foley氏は「これは有害アウトカム(転帰)と透析治療の間隔が2日であることとの関連を示している。ただし、透析のプロトコルを変更するには時期尚早である。今回の研究は、従来の週3回の治療と1日間隔の透析の比較が真剣に検討されるべき試験であることを示唆している。次の段階として、患者を異なる透析スケジュールに無作為に割り付け、アウトカムを比較する試験を行う必要がある」と述べている。(HealthDay News 9月21日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=657095
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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