健康美容NEWSモバイル
海外ニュース

FDAの承認薬に対し安全性の面で誤解している人が多い


[2011/09/20]
FDAの承認薬に対し安全性の面で誤解している人が多い

多くの患者は、米国食品医薬品局(FDA)が承認した薬剤は安全で、有害な副作用はないと誤解しているが、薬剤に関する安全性の懸念を告げるとより安全な選択をする傾向があることが、新しい研究で示された。研究者らによれば、FDAが承認した薬剤は安全性とベネフィット(便益)の確実な保証には程遠く、薬局や薬品棚に出回った後で問題になることが多いという。

医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」9月12日号に掲載された今回の研究で、米VA(退役軍人管理局)メディカルセンター・アウトカムグループ(バーモント州)のSteven Woloshin博士らは、米国成人3,000人近くを対象にインターネットベースの研究を実施。最初は、ほぼ40%が「FDAは“極めて有効な”薬剤のみを承認する」と考えており、4分の1は「FDAの承認は重篤な副作用がないことを意味する」と考えていた。

最初の試験で、同氏らは患者に2種類のコレステロール薬から1つを選択させた。1つはコレステロール低下のみ、もう1つは心臓発作リスクを直接低減することが示されていた。2つ目の試験では、新薬と8年間使用されている薬剤の2つの胸焼け(逆流性食道炎)治療薬が用いられた。それぞれ被験者を3群に分け、各群に薬剤の安全性と有効性に関して異なる量の情報を与えた。

研究の結果、最も情報量の多かった群が最終的により良い薬剤の選択をした。コレステロール薬の選択肢について知らされていなかった患者の約60%は、心臓発作を低減することが示されている薬剤を選択したが、その差を告げられた患者および心臓リスクへの影響が示されている薬剤について尋ねるよう指導された患者では70%に上昇した。

胸焼け治療薬の場合も同様であり、情報を与えられなかった患者のちょうど3分の1が従来の薬剤を選択したが、差を告げられた患者および新薬の安全性プロファイルがさほどわかっていないことを告げられた患者では、この数字が53%に上昇した。Woloshin氏は「承認された薬剤に関する人々の知識には重大な欠落と多くの誤解がある。十分な情報を与えない限り、患者は思ったほど便益がなく、思っている以上に有害な薬剤を服用する可能性がある」と述べている。

米国の消費者団体パブリック・シチズンのヘルスリサーチグループ(ワシントンD.C.)のMichael Carome博士は、「患者は、ほぼすべての薬剤に副作用の可能性があることを認識しておく必要がある。新たに承認された薬剤については、重大なリスクに関する情報が十分でなく、一部は承認過程で見つからず、広範な現実の世界で使用するまで見つからない」と述べている。同グループは「7年間不使用ルール(新薬が既存薬よりも優れていることが判明するまで最低7年間は使用しない対応法)を支持している。(HealthDay News 9月12日)
http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=656793
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

<

つぶやく
関連ニュース
セ米国で13例の薬剤耐性真菌感染が報告される
セFDAが手の除菌剤の安全性を問う
セ未熟児網膜症の治療薬が身体障害に関連
関連ワードで検索
FDA薬剤安全性
ソ今週のアクセスランキング
1.お茶の香りの貯蔵メカニズムを解明/サントリー食品インターナショナル
2.コーセーとセブン-イレブン共同企画の「雪肌粋(せっきすい)」発売
3.つっぱらないのが嬉しい酵素洗顔料、『肌極 はだきわみ』発売/コーセー
4.コーセー「スティーブンノル コレクション」ヘアケアがリニューアル
5.三重県産の本真珠を溶かし込んだ美容酢
<jュース検索
新着 | 健康美容 | 海外ニュース | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

お問合せ
Copyright(c)2007-2015 All Rights Reserved.
健康美容EXPO