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仕事と育児の両立を目指そうとする”スーパーママ”ではうつリスクが増大


[2011/08/29]
仕事と育児の両立を目指そうとする”スーパーママ”ではうつリスクが増大

仕事を持つ母親では、専業主婦の母親に比べてうつ症状がみられる可能性が低い一方で、手を抜かず、仕事と家庭を両立する難しさに非現実的な考え方を抱いている女性は、より肩の力を抜いてゆったりとしている女性に比べてうつレベルの高いことが、米ラスベガスで開催された米国社会学会(ASA)年次会議で報告された。

米国では2006年の統計で、乳幼児をもつ母親の65%、5歳以上の小児をもつ母親の80%が職に就いている。今回の研究で、米ワシントン大学(シアトル)大学院生のKatrina Leupp氏らは、自宅に子どもがおり、青年全国縦断調査(NLSY)に参加した米国の既婚女性1,600人の調査結果を分析した。

同氏らは、仕事と生活のバランスに対する姿勢を調べるために、女性が22〜30歳時に、「妻は家族全体に責任を負い、外で仕事をする時間はない」、「妻が外で働くことは未成年者の犯罪増加につながる」、「女性は家にいて育児をするほうがはるかに幸せである」などの記述に対する意見を求めた。その後、40歳の時点でのうつレベルを調べたところ、全体では、フルタイムまたはパートタイムで働く女性は、専業主婦の女性よりもうつ状態となる可能性が低かった。また、キャリアと家族のバランスをとれるかさほど確信がない働く女性は、両立が容易であると考える女性よりうつ症状を示す傾向が低かった。

Leupp氏は「この知見は、仕事と家事を両立する自身の能力に対する考え方との不一致を示している。女性はフルタイムで働いても、やはりほとんどの家事や育児をしている。難しいと思いつつもそれを認めて働く女性は、パートナーと同等以上のことをやろうとする女性に比べて挫折する可能性が低く、仕事と育児の両立が難しくないと考えている一部の女性は、いわゆる“スーパーママ”コンプレックスに陥りかねない。働く母親は自分自身に寛容になり、仕事と家族のバランスをとるのは難しいことを受け入れるべきである」と述べている。

米スタンフォード大学(カリフォルニア州)のShelley Correll氏は、「以前の研究でも、問題が多くとも外で仕事を持つことは女性のメンタルヘルスに有益であることが示されている。現実的な考え方をする女性は家事を助けてくれる男性を選ぶ可能性が高い。協力者となる人を選べば、うつレベルの低下につながる」としている。学会発表の研究結果は、ピアレビューを受けて医学誌に掲載されるまで予備的なものとみなされる。(HealthDay News 8月20日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=656099
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