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多くの男性は前立腺摘出術の副作用を過小評価


[2011/08/23]
多くの男性は前立腺摘出術の副作用を過小評価

前立腺の摘出を受けた男性では、事前に後遺症について話し合いをしているにも関わらず、予想したよりも多くの尿漏れやインポテンス(性的不能)に悩まされていることが、新しい研究で示された。医学誌「Urology(泌尿器学)」8月号に掲載されたこの知見は、前立腺癌(がん)男性の術後予測と実際とのギャップが大きく、多くが術後の機能障害のレベルにショックを受けていることを示している。

著者である米ミシガン大学(アナーバー)前立腺癌生存プログラム性的健康コーディネーターのDaniela Wittmann氏は、「術後、患者が非常に落ち込み、悲しむのを見てきた。まるで事前に話されたことを聞いていなかったかのようだ」と述べている。

米デューク大学(ノースカロライナ州)准教授のStephen Freedland 氏によると、前立腺摘出(切除)術は前立腺癌療法として若年男性によく用いられるが、手術は尿失禁につながり、尿もれ用パッドが必要となるケース、勃起や勃起維持が難しくなるケースがある。問題は、前立腺が尿道括約筋や勃起に寄与する神経のすぐ隣に位置することである」と述べている。また、 医師による副作用に関する伝え方の違いもリスクの過小評価につながる。人間の本性からいって、患者自身は希望をもちやすく、「現実と期待の不一致」が生じると同氏は指摘している。

今回の研究は、前立腺全摘出術を受けた152人を対象に実施。手術に関するカウンセリングとともに、術前と術後1年時に質問を行った。カウンセラーは副作用に焦点をおき、患者と20〜45分話し合った。この時間は、通常患者が泌尿器科医と話すよりも長い。その結果、術後1年の時点で、尿失禁については患者の46%が、また性的機能については44%が「予想よりも悪くなった」と回答。残りのほとんどは「予想したとおり」と回答した。

Wittmann氏らは、「長時間のコンサルティングにも関わらず、患者は副作用につい て“非現実的な予想”を抱く」と結論している。同氏は、患者とそのパートナーを対象に、副作用を軽減するのに有効なヒントを含めて2時間のセミナーを行うアプローチを計画中であり、これは「単に予測される情報ではなく、何ができるかを伝えるもの」だと述べている。(HealthDay News 8月12日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=655841
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