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大豆イソフラボンサプリメントは骨喪失および更年期症状を軽減しない


[2011/08/17]
大豆イソフラボンサプリメントは骨喪失および更年期症状を軽減しない

大豆イソフラボンサプリメントは、骨量維持や更年期症状軽減を目的にエストロゲンよりも健康的な代替品として勧められることがあるが、その効果はそれほどでもないことが新しい研究によって示された。このサプリメントへの関心は、2002年に中止された「女性の健康イニシアチブ(WHI)」研究で、エストロゲンやプロゲステロンを用いた併用ホルモン療法により脳卒中や心臓発作のリスクが増大することが判明して以来、高まっている。

米マイアミ大学ミラー医学部内科教授/骨粗鬆症センター所長のSilvina Levis氏は、「世間一般の通念に反し、今回の研究は大豆イソフラボンサプリメントが骨喪失を予防せず、更年期症状も軽減しないことを示している」と述べている。実際、大豆サプリメント投与群で、試験後に顔面紅潮(hot flash;ほてり)が発現した女性の割合はプラセボ投与群よりも高かったという。

米国立衛生研究所(NIH)の資金提供を受けて同氏らが実施した今回の研究は、45〜60歳の閉経期女性248人が対象。試験開始時の被験者の骨密度レベルは健常と考えられた。被験者にも研究者にも誰が何を服用しているか知らせない研究(盲検試験)で、ボランティア126人をプラセボ群、122人を大豆イソフラボンサプリメント群に無作為に割り付けた。

大豆サプリメント群には大豆イソフラボン1日200mgを2年間投与した。2年後、股関節と脊椎の骨密度を測定したが差はなかった。同氏らは、更年期症状に関する被験者の自己報告についても検討。当初、176人が顔面紅潮、寝汗、不眠、性欲低下または膣乾燥などの症状を1つ以上報告していたが、試験終了時には顔面紅潮を除き群間差はなかった。

顔面紅潮は大豆サプリメント群の48%以上、プラセボ群では約32%にみられた。また、統計学的有意差はなかったが、大豆サプリメント群の方が便秘も多かった。脊椎の骨喪失は、大豆サプリメント群のサブグループでビタミンDレベルが20ng/ml未満の女性のほうが少なかった。研究結果は、医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」8月8日号に掲載された。利害関係を報告した研究者はいなかった。

付随論説の共著者である米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のDeborah Grady博士は、「これ以上の大豆イソフラボンサプリメントの試験は有効な資金活用法とは思われない。今回の研究結果は、NIHが資金提供し、長期間かつ、大量の大豆サプリメントを投与して得られたものであり、重要である」と述べている。(HealthDay News 8月8日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=655667
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