健康美容NEWSモバイル
海外ニュース

腸内洗浄には健康への便益はなく有害


[2011/08/09]
腸内洗浄には健康への便益はなく有害

腸内洗浄(colon cleansing)は人気が高いが、自宅や日帰りのスパで行うことができるこの処置が健康上のベネフィット(便益)をもたらすというエビデンス(科学的根拠)はないことが、新しい研究で明らかになった。しかも、腸内洗浄は嘔吐をはじめ腎不全、死亡といった重篤な副作用を引き起こす可能性があるという。

腸内洗浄は、結腸洗浄(colonic irrigation)や結腸洗浄療法(colonic hydrotherapy)とも呼ばれ、化学物質を用いた後、直腸からチューブを挿入して水で腸内を洗浄する。今回の研究で、米ジョージタウン大学医学部(ワシントンD.C.)のRanit Mishori博士らは、過去10年間に発表された腸内洗浄に関する研究20件を分析した。

その結果、この処置が便益をもたらすというエビデンスはほとんど認められず、多くの研究が痙攣(けいれん)や鼓張、嘔吐、電解質不均衡、腎不全などの副作用を指摘していた。研究結果は、医学誌「Journal of Family Practice(家庭医学)」8月号に掲載された。

Mishori氏は「スパであれ、自宅であれ、腸内洗浄を行い、深刻な結果に至る可能性がある。緩下薬(下剤)、茶、粉末、カプセルの形の腸内洗浄製品はありもしない便益を宣伝している。また、消費者は米国食品医薬品局(FDA)がこれらの製品を監視する権限を持たないことを知っておくことも重要である」と述べている。

同氏はさらに、多くの腸内洗浄サービスが自身を“結腸専門衛生士(colon hygienists)”と呼ぶ人によって行われているが、医学的訓練はさほど受けていないと指摘。全米腸内洗浄委員会(NBCHT)やその他の結腸洗浄を促進する団体の多くが衛生士に要求しているのは、高校卒業の資格と大差ないという。

これに対して、NBCHTを監督する国際腸内洗浄協会(I-ACT)広報担当のDick Hoenninger氏は「結腸洗浄療法は、訓練を受けた療法士がFDAに登録された装置と、単回使用の鏡または直腸ノズルを用いて行えば安全である。今回の研究は、薬剤とハーブ両方の緩下薬と結腸洗浄療法を混同している。言及された研究のほとんどは、結腸洗浄療法ではなく緩下薬を使用している」としている。(HealthDay News 8月1日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=655162
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

つぶやく
関連ニュース
セフェースパウダー「スノービューティーIII」(医薬部外品)を限定発売/資生堂
セD-アスパラギン酸にコラーゲン線維束形成を促進する効果を発見/資生堂
セ薬用美白フェースパウダー「スノービューティーII」を発売/資生堂
関連ワードで検索
腸内洗浄副作用危険因子スパ
ソ今週のアクセスランキング
1.お茶の香りの貯蔵メカニズムを解明/サントリー食品インターナショナル
2.コーセーとセブン-イレブン共同企画の「雪肌粋(せっきすい)」発売
3.つっぱらないのが嬉しい酵素洗顔料、『肌極 はだきわみ』発売/コーセー
4.コーセー「スティーブンノル コレクション」ヘアケアがリニューアル
5.履くだけでむくみケアする段階圧力ソックスの新タイプ
<jュース検索
新着 | 健康美容 | 海外ニュース | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

お問合せ
Copyright(c)2007-2015 All Rights Reserved.
健康美容EXPO