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安価なDNAシークエンシングの利用が間近に


[2011/08/02]
安価なDNAシークエンシングの利用が間近に

1,000ドル(約7万8,000円)のゲノム検査の開発競争が激化している。新しい技術により、コスト削減とともに、全遺伝子の解読にかかる時間が短縮し、健康リスクや考えられる治療法に関する個別的な情報が提供される可能性があることが、新しい報告によって示された。

ヒトゲノムのマッピングは2001年に初めて行われ、約10億ドル(約780億円)の費用がかかった。以来、研究者らは、より安価なDNAシークエンス技術を開発しようと奮闘してきた。これらの1つで、米イオン・トレント・システムズIon Torrent Systems社(サンフランシスコ)が開発した技術は、光でなく半導体(semiconductor)チップを利用してDNAまたは遺伝物質を感知するというもの。

同社マーケティング・事業開発部門副部長のManeesh Jain氏は、「半導体チップにより、このようなシークエンシングに通常必要なより高価な機器の一部が不要となり、作業時間も早まる。研究者らは、この新技術を用いて細菌株3個とヒトゲノム1個をスキャンすることができた」と述べている。この新技術に関する報告は、英科学誌「Nature(ネイチャー)」7月21日号に掲載された。

同氏は「この遺伝子スキャンが利用可能になる時期は非常に近い。より安価なDNAスキャン技術は大きな可能性を秘めている。例えば、迅速に細菌株を解読できれば、その大流行の抑制に有用である。また、疾患により適合した治療を組み合わせることができる。これらのスキャンにより個人の健康に関わることも垣間見ることができ、糖尿病などの疾患の遺伝的素因がある場合は、生活習慣を変えることができる」と述べている。

これに対し、米ファインスタインFeinstein医学研究所(ニューヨーク州)のPeter Gregersen博士はじめ一部の医療専門家はこの新技術の評価により慎重な姿勢をとっている。同氏は「遺伝学からわかることは、ほとんどが軽度の疾患リスクを持つかなり一般的な多様性が多数あるということである。これは科学的観点から重要であるが、データ自体はすぐに使えるものでない。高血圧や喫煙、高コレステロールに関連する疾患リスクは、全ゲノムスキャンでわかるほとんどの遺伝リスクよりもはるかに大きい」と述べている。(HealthDay News 7月20日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=655055
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