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心臓右室は肺疾患と連結する


[2011/06/21]
心臓右室は肺疾患と連結する

心臓右室(右心室RV)で同定された異常は、心肺両方に関与する疾患を示す可能性のあることが、新しい研究で示された。右室の画像検査に関する初めての大規模研究により、右室の大きさとポンプ機能は年齢、性別、人種または民族によって異なることが判明した。米国心臓協会(AHA)誌「Circulation(循環)」6月7日号に掲載されたこの知見は、医師が右室の大きさや機能の変化、異常を認識する際に有用であり、診断、特に心肺疾患のより効率的な診断につながる可能性があるという。

これまで、研究者らは主に、高血圧やその他の関連疾患に影響を受ける左室に注目していた。今回の研究で、米ペンシルベニア大学(フィラデルフィア)臨床疫学センターのSteven Kawut博士らは、平均62歳の男女4,204例のMRI所見を検討した。その結果、右室は、高齢成人では小さいがポンプ運動は激しく、女性よりも男性のほうが大きく、白人に比べて黒人のほうが小さくヒスパニック系のほうが大きかった。

また、今回の研究基準に基づき、被験者の7.3%に右室肥大、5.9%は右室機能不全があるとみなされた。同氏らは、これらの基準は、医師が患者の右室異常を特定する際にも有用で、心肺両方に関与する基礎疾患を示す危険信号になるとしている。また、今回の知見は、右室機能不全のために開発される治療法の有効性を調べる際に役立つ可能性があるという。

Kawut氏は「心臓右室は酸素を取り込むために肺に血液を送り込むことから、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺線維症、肺高血圧症、睡眠時無呼吸などいずれの肺疾患も右室に影響を及ぼす可能性がある。今回の結果は臨床的に心疾患のない人における基礎的な違いを示しており、心肺疾患患者における右室反応のばらつきを説明できる可能性がある。この研究は最初の一歩であるが、これらの正常な人の右室が5〜10年でどのように変化するかを見守る必要がある」と述べている。(HealthDay News 6月7日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=653607
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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