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小児癌(がん)生存者で治療による胃腸障害認める


[2011/06/09]
小児癌(がん)生存者で治療による胃腸障害認める

癌(がん)治療に成功した小児は、将来、軽度から重度の胃腸(GI)障害を発症するリスクが高いことが、新しい研究で明らかになった。

米国では若年成人500人中約1人が小児癌生存者である。今回の研究で、米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)ベニオフBenioff小児病院のRobert Goldsby博士らは、リンパ腫や白血病、脳腫瘍、骨腫瘍などの癌治療後、5年以上生存している患者1万4,358人の自己申告による胃腸障害について分析した。

分析の結果、40%超において治療後20年以内に消化性潰瘍や食道疾患、消化障害、ポリープ、慢性下痢、大腸炎、胆石、黄疸など何らかの胃腸障害がみられた。また、癌の診断時に年齢が高かった被験者や、より厳しい治療(化学療法、放射線療法、外科手術)を受けなければならなかった被験者のほうが長期の胃腸障害を発症する可能性が高かった。

Goldsby氏は「医師は、小児癌とその治療の長期の結果について研究を続ける一方で、総合的なフォローアップ治療を行い、癌生存者に生じうる合併症に適切に対処することが極めて重要である。患者の生活の質(QOL)に大きな影響を及ぼす重大な問題がある」と述べている。研究結果は、医学誌「Gastroenterology(消化器病学)」5月号に掲載された。(HealthDay News 5月25日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=653195
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