健康美容NEWSモバイル
海外ニュース

新薬が進行前立腺癌(がん)男性の生存期間を延長


[2011/06/06]
新薬が進行前立腺癌(がん)男性の生存期間を延長

化学療法で効果の得られなかったホルモン抵抗性の進行前立腺癌(がん)患者の生存率が、新薬のZytiga(一般名:酢酸アビラテロンabiraterone)とプレドニゾン(ステロイド薬)の併用療法により高まるとの研究結果が、米ワシントンD.C.で開催された米国泌尿器科学会(AUA)年次集会で報告されるとともに、米医学誌「New England Journal of Medicine」5月26日号に掲載された。

Zytigaは、現在進行中の臨床試験のデータに基づき、4月に米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けた(※日本では未承認)。同薬は癌細胞の増殖を促す男性ホルモンであるテストステロンの産生抑制作用をもち、この点ではホルモン療法に類似している。

カナダ、ノートルダムNotre-Dame病院(モントリオール)泌尿器科のFred Saad氏は、13カ国147施設の研究者らとともに、ホルモン療法に反応せず、化学療法が失敗に終わった前立腺癌患者1,195例を対象とした臨床試験を実施。同氏らは被験者を、Zytiga+プレドニゾン併用群またはプラセボ投与群のいずれかに無作為に割り付けた。

研究の結果、併用群の平均(average)生存期間は14.8カ月であったが、プラセボ投与群は10.9カ月であった。薬剤併用の忍容性は良好で、プラセボに比べて疲労、背部痛、脊髄圧迫(spinal compression)は少なかった。併用群における最も一般的な副作用は、白血球数減少、体液貯留、カリウム濃度低下、肝機能検査の異常、高血圧および心臓障害であった。

Saad氏は「Zytigaは化学療法後、治療選択肢が極めて限られているこれら患者集団の全生存期間(OS)を延長した。同薬は化学療法歴のあるホルモン抵抗性の進行前立腺癌患者にとって貴重な治療選択肢であり、治療関連毒性は非常に扱いやすい」と述べている。同薬を製造し、今回の研究に資金を提供した米セントコア・オーソバイオテックCentocor Ortho Biotech社(ペンシルベニア州)のKelly McLaughlin氏によれば、1カ月分の同薬120錠で5,000ドル(約40万円)になるという。

米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)のAnthony D'Amico博士は、「今回の研究は、標準的なホルモン療法や化学療法を受けた患者において作用するアビラテロンという一種のホルモン療法の存在を示している。非常にアグレッシブな前立腺癌は、癌細胞の増殖に必要なテストステロンを自身で産生することができるが、Zytigaはそれを遮断する」と述べている。(HealthDay News 5月26日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=653332
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

つぶやく
関連ニュース
セ良質な睡眠には美容効果も
セ「黒ニンジン」と「白花豆」の肌への美容効果を新発見/ナリス化粧品
セ前立腺がんのホルモン療法がアルツハイマー病リスクに関連
関連ワードで検索
新薬前立腺がん効果延命
ソ今週のアクセスランキング
1.お茶の香りの貯蔵メカニズムを解明/サントリー食品インターナショナル
2.つっぱらないのが嬉しい酵素洗顔料、『肌極 はだきわみ』発売/コーセー
3.コーセーとセブン-イレブン共同企画の「雪肌粋(せっきすい)」発売
4.コーセー「スティーブンノル コレクション」ヘアケアがリニューアル
5.三重県産の本真珠を溶かし込んだ美容酢
<jュース検索
新着 | 健康美容 | 海外ニュース | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

お問合せ
Copyright(c)2007-2015 All Rights Reserved.
健康美容EXPO