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より良いプライマリケアのための優先事項”トップファイブ”


[2011/05/30]
より良いプライマリケアのための優先事項”トップファイブ”

医療費を節約し、医療資源を保持するため、家庭医学、内科、小児科の各領域のプライマリケアでの優先的取り組み事項“トップファイブ(Top 5)”が、米ブラウン大学(ロードアイランド州)ウォーレン・アルパートWarren Alpert 医学部家庭医学教授のStephen Smith博士らによって作成された。これは米CBS 番組、David Letterman司会のトップテンリスト “Late Show Top Ten List”に習ったものと思われる。

医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」オンライン版に5月23日掲載された今回の研究リポートは、米国内科専門医財団(American Board of Internal Medicine Foundation)の助成金を受けて作成されたもの。全米医師連合(NPA)の一員でもあるSmith氏は、「これらの提案に特に新しいものはなく、多くの研究で立証されているものだが実行している医師は少ない」と述べている。各領域のトップファイブの勧告は次のとおり:

<家庭医学>
・危険信号(red flag)がない限り、腰痛に対する画像検査を6週間は行わない。
・副鼻腔炎の大多数がウイルス性であるため、抗生物質の処方は減らす。
・低リスクかつ無症状の患者に対して心臓スクリーニングを行わない。
・21歳未満の女性および良性疾患のため子宮摘出を受けた女性に対して子宮頸癌のパパニコロー(Pap)検査を行わない。
・骨粗鬆症を調べるための二重エネルギーX線吸収測定(DEXA)として知られる骨密度スキャンは、65歳以上の女性、およびすでに骨折のあった人など危険因子のある70歳以上の男性に限って行う。

<内科>
・腰痛に対する画像検査はすぐに行わない。
・血中脂質(脂肪)検査のみでほとんど陽性結果が得られるため、症状のない健常な成人には、血液化学パネル検査(腎機能、血糖、その他の健康指標を評価するための8つの血液検査のセット)または尿検査をオーダーしない。
・健常な患者では心臓スクリーニングを行わない。
・ブランド医薬品の前にジェネリック(後発)薬のスタチン(コレステロール低下薬)を処方する。
・骨密度のスクリーニングは高齢でリスクを有する患者に限って行う。

<小児科>
・咽頭痛では、検査で連鎖球菌(連鎖球菌咽喉炎)が明らかにならない限り抗生物質を投与しない。
・意識喪失などの危険因子のない軽度の頭部損傷に画像検査は行わない。
・中耳炎は専門医に紹介する前に様子を見る。
・小児に市販の咳・風邪薬を与えないよう保護者に勧める。
・喘息患者では、コルチコステロイド薬によりエピソード(症状発現)が減少するため、同薬を必ず適切に使用させる。

このトップファイブは、すべてのNPAメンバーに配布される予定。プライマリケア医で米マウントサイナイ医科大学(ニューヨーク)小児科准教授のLawrence C. Kleinman氏は「これらは確かに重要な問題である」と述べている。(HealthDay News 5月23日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=653230
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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