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冠動脈造影検査における女性での腎障害発症リスク高い


[2011/05/12]
冠動脈造影検査における女性での腎障害発症リスク高い

女性では、冠動脈造影検査(coronary angiography)と呼ばれる一般的な心臓画像検査後に、腎障害が発症する可能性が男性に比べてはるかに高いことが、新しい研究で示され、米ラスベガスで開催された全米腎臓財団(NKF)集会で発表された。

同検査では、心血管や心腔の画像をより明瞭にするためにヨード造影剤を使用するが、この造影剤が腎血管の狭窄を引き起こし、臓器に損傷を与える可能性がある。造影剤腎症(radiocontrast-induced nephropathy)として知られるこの副作用(合併症)は、造影剤注入後24〜72時間以内に腎機能障害を引き起こす可能性があり、米国では院内で生じる腎障害において、手術後および高血圧に次ぐ3番目に多い原因となっている。

米ヘンリー・フォード病院(デトロイト)内科のJavier Neyra氏は、「冠動脈造影時に男性患者も女性患者も同量の造影剤を使用するため、女性のほうが身体が小さいことを考えれば単に量が多過ぎる可能性がある。おそらく用量決定の際に、女性の身長と体重を考慮する必要がある」と述べている。

今回の研究で、同氏らは2008年1月〜2009年12月に血管造影を受けた1,211人を追跡調査した。その結果、造影剤腎症が発現した女性(20%)は男性(13.6%)に比べて60%多かった。専門家は、学会発表された研究が医学誌に掲載される際に行われる厳格な吟味を受けていないため、予備的とみなす必要があるとしている。(HealthDay News 4月28日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=652314
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