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中年成人において過少あるいは過剰睡眠は脳機能低下をもたらす


[2011/05/10]
中年成人において過少あるいは過剰睡眠は脳機能低下をもたらす

中年成人では、一晩の睡眠時間が6時間未満または8時間以上の場合には脳機能の低下と関連することが、英国の研究者らによって示された。この精神機能の低下程度は4〜7歳の老化に相当するという。

研究によると、認知測定項目のスコアは一晩7時間睡眠の女性ではすべての項目が最も高く、次いで6時間睡眠の女性が高かった。男性の場合では、6〜8時間睡眠を報告したケースでは認知機能は同様であったが、6時間未満または8時間以上の睡眠時間はより低いスコアと関連していた。

研究著者の英ロンドン大学(UCL)医学部疫学・公衆衛生学部のJane Ferrie氏は、「人々は全体的な仕事と生活のバランスをとるため貴重な睡眠を犠牲にするが、この研究は睡眠の犠牲が認知機能に悪影響を及ぼす可能性を示唆している。睡眠は身体に毎日必要な生理学的な回復(restitution)と復旧(recovery)をもたらす。ただし、7時間が最適で、過剰睡眠が有害である理由は不明である」と述べている。

同氏らは、1985年時点で35〜55歳であり、ロンドンを中心に公務員を対象とした長期的研究である「Whitehall II研究」に参加した男女5,431人のデータを収集。1997〜1999年、被験者に平均的な平日夜間の睡眠時間を尋ね、平均5.4年の追跡調査後、2003〜2004年にも同じ質問を行った。その後、睡眠パターンの変化を報告した被験者と変化しなかった被験者を比較。2003〜2004年には、各個人に記憶、推理力、語彙、全体的な認知状態、言語の流暢性を評価する一連の標準検査を実施した。

研究の結果、男性の58%、女性の50%では試験期間中、睡眠時間が変化していなかったが、女性の7.4%、男性の8.6%では睡眠時間が一晩7時間から8時間に増加していた。この増加は変化のなかった人に比べて、6項目の認知機能検査のスコア低下に関連していた。短期の言語記憶検査スコアのみ睡眠時間増加の影響を受けなかった。

また、約25%の女性、18%の男性が睡眠時間の減少を報告し、一晩の睡眠時間が6、7または8時間に満たないと回答した。この減少は、6項目の認知検査のうち、推理力、語彙、全体的な認知状態のスコア低下と関連していた。睡眠時間が6時間以下から増加していても有益な効果は認められなかった。研究結果は、医学誌「Sleep(睡眠)」5月1日号に掲載された。

別の専門家は、「睡眠不足や過剰睡眠が死亡リスク、心臓発作や脳卒中、その他の健康障害リスクを高めることはさまざまな研究で示されている。十分な睡眠は脳の多くの機能を助ける。良い睡眠は食事や運動と同様に、健康な老化のためのライフスタイルの一部にすべきである」と述べている。(HealthDay News 5月1日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=652443
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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