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中心静脈カテーテルを用いる透析患者は死亡率が高い


[2011/05/06]
中心静脈カテーテルを用いる透析患者は死亡率が高い

腎不全患者に対して中心静脈カテーテルを用いた血液透析を行うと、透析開始後まもなく死亡リスクが高まるため、医師はこの方法を避ける必要があることが新しい研究で示された。

米国腎臓病学会(ASN)誌「Journal of the American Society of Nephrology」オンライン版に4月21日掲載された研究で、カナダ、セントマイケルズSt. Michael's病院(トロント)のJeffrey Perl博士らは、2001〜2008年に透析を開始したカナダ人患者3万8,500人以上の医療記録を検討した。

被験者の約63%は中心静脈カテーテルによる血液透析を受け、17%は動静脈瘻(動脈と静脈を直接つなぐ)またはグラフト(片腕の皮下に埋め込んだ人工血管またはグラフトで動脈と静脈をつなぐ)による治療を開始し、19%は自宅で腹膜透析(腹部に留置したチューブを用いる)を行った。血液透析開始時の動静脈瘻/グラフト群の生存率は、腹膜透析群とほぼ同じであった。

中心静脈カテーテル群の透析開始後1年以内の死亡リスクは他群と比べて80%高かった。外科的に作成した動静脈瘻/グラフトのアクセス部位での感染リスクはいずれも中心静脈カテーテルよりも低く、動静脈瘻の場合が最も低かった。中心静脈カテーテル群の透析開始5年後の死亡リスクは他群より20%高かった。

Perl氏は「この結果は、透析前の治療と教育の重要性を強調するものであり、血液透析患者では中心静脈カテーテルの使用は避ける必要がある」と述べている。同氏らは、今回の研究が無作為化対照試験ではなく観察的研究であることと、患者が他の方法でなく中心静脈カテーテルを用いた透析を開始した理由に関する情報がない点に注意を促している。(HealthDay News 4月21日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=652092
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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