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イマチニブ服用の慢性骨髄性白血病患者での死亡率は一般集団と同じ


[2011/04/07]
イマチニブ服用の慢性骨髄性白血病患者での死亡率は一般集団と同じ

イマチニブ(商品名:グリベック)を服用し、治療後2年間寛解状態にある慢性骨髄性白血病(CML)患者の死亡発生率は一般集団の死亡率と同様であることが、新しい研究によって示された。

イタリア、ミラノ・ビコッカMilano Bicocca大学/サン・ジェラルドSan Gerardo病院(モンツァ)のCarlo Gambacorti-Passerini氏らが最長8年間イマチニブを服用している患者832例のデータを収集した結果、追跡調査期間中に20例が死亡したことが判明。この(累積)死亡発生率(4.8%)は一般集団で予想される数字と同様であり、慢性骨髄性白血病と関係する死亡は6例に過ぎなかった。

心血管や消化管障害などの重篤な有害事象は139例で報告されたが、同薬に関係するとみなされたのは27例(19%)のみであった。その他の有害事象として、筋痙攣(けいれん)、脱力、浮腫、皮膚脆弱性、下痢、腱または靭帯の病変がみられた。832例中19例(2.3%)が副作用のため投薬を中止し、半数は他剤に変更した。

Gambacorti-Passerini氏らは「イマチニブ服用患者では、重篤ではなくとも生活の質(QOL)を低下させうる副作用が頻繁にみられる」と述べ、患者と医療提供者の良好な関係の維持の重要性を指摘。また、同氏らは、利益相反(conflicts of interest)がないことを開示し、製薬会社などと無関係である点が今回の研究の大きな強みであるとしている。ただし、今回の研究対象となった多くの被験者は、初回にインターフェロン投与を受けており、非投与群との注意深い分析が必要としている。

研究結果は、米国立癌研究所(NCI)誌「Journal of the National Cancer Institute」オンライン版に3月21日掲載された。(HealthDay News 3月22日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=651076
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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