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母親の脳卒中既往歴は娘の心臓発作リスクを高める


[2011/02/15]
母親の脳卒中既往歴は娘の心臓発作リスクを高める

母親の脳卒中既往歴は、その娘の脳卒中だけでなく心臓発作の発症予測にも有用である可能性が、新しい研究によって示された。これは言い換えれば、母親またはその他の一親等の親族の脳卒中歴が、心臓発作のリスクが増大した女性の特定に役立つことを示すものである。

英オックスフォード大学脳卒中予防研究部門のAmitava Banerjee博士は、「今回の研究は、母親の脳卒中が娘の心臓発作と関連することを示しているが、因果関係はまだ明らかではない。男女とも、親の脳卒中または心臓発作の既往が心臓発作リスクを増大させることはわかっている。しかし、これらの問題が親の性別または患者の性別によって、プロスペクティブ(前向き)な方法で検討されたことはこれまでになかった」と述べている。

Banerjee氏らは、心臓発作やその他の冠動脈症候群、または脳卒中を経験した男女2,210人を評価した。全例の完全な家族歴は入手できなかったが、心臓発作や狭心症がみられた患者の24%以上、およびほぼ同じ割合の脳卒中または一過性脳虚血発作(TIA)がみられた患者は、両親や兄弟など1人以上の親族に脳卒中歴があった。

研究の結果、心臓発作または不安定狭心症を有する女性では母親の脳卒中歴が父親の脳卒中歴よりも多かった。女性の心疾患患者は父親よりも母親に脳卒中歴がある可能性が2倍以上高かった。心臓障害のある男性で同様の関係は認められなかった。研究結果は、医学誌「Circulation: Cardiovascular Genetics(循環:心血管遺伝学)」オンライン版に2月1日掲載された。

Banerjee氏は「母親と娘の関連において、環境や遺伝子がより大きな役割を果たすかどうか明言することはできない。母親の脳卒中歴と娘の心臓発作および脳卒中との関係は、母親に心臓発作の既往はなく脳卒中のみである場合にも認められた。特に65歳未満で母親が脳卒中を発症した女性は、血圧とコレステロールを調べ、脳卒中の家族歴がない女性よりも喫煙など生活習慣の因子について考慮する必要がある」と述べている。

米マイアミ大学ミラー医学部のTatjana Rundek博士は「母親に脳卒中が発症した女性にとって、この知見は自身のもつ脳卒中や心臓発作リスクについて理解する必要のあることを意味する。自分の血圧や血糖、コレステロールなどの数値を知り、必要であれば数値改善のための行動変化が求められる」と述べている。(HealthDay News 2月2日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=649498
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