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出血性脳卒中後のスタチン投与は再発リスク高める


[2011/01/27]
出血性脳卒中後のスタチン投与は再発リスク高める

脳内出血による脳卒中後にスタチン系製剤を投与すると、同様の脳卒中の再発リスクが高まることが、新しい研究によって示唆された。スタチンは心疾患や虚血性脳卒中のリスク軽減に有用であることがよく知られているが、出血性脳卒中を来した患者もスタチンのベネフィット(便益)が得られるかどうかは不明であった。

米マサチューセッツ総合病院(ボストン)出血性脳卒中研究プログラム責任者のSteven M. Greenberg博士らは、マルコフ決定モデルMarkov decision modelと呼ばれるコンピュータプログラムを用いて、出血性脳卒中後の患者に対するスタチンの便益またはリスクを調べた。同モデルで患者の状態をシミュレートし、脳卒中または心疾患のリスク増大、生活の質(QOL)の変化、死因となる事象の組み合わせを示すことができた。

研究の結果、スタチン使用患者、特に脳葉内出血(lobar intracerebral hemorrhage)、つまり大脳と呼ばれる部分で出血が起きた患者では、出血性脳卒中の再発リスクが14〜22%増大し、スタチンを服用するリスクは同薬による便益を上回っていた。脳深部で出血が起きた患者のほうが同薬による便益とリスクのバランスが良く、出血性脳卒中後の同薬処方が脳内の出血部位に左右されることが示唆された。

Greenberg氏は「スタチンがどの程度一貫して出血性脳卒中の再発リスクを増大させるかは結論が出ていない」という。別の専門家は「大脳での出血の場合、答えはかなり明確でこれらの薬剤を投与すべきでない。通常、長期の高血圧による脳深部の出血では新たな出血リスクが低いためさほど明確でなかったが、投与しないほうがやや良いと思われる。リスク増大の理由は不明である」と述べている。

研究結果は、医学誌「Archives of Neurology(神経学)」オンライン版に1月10日掲載された。(HealthDay News 1月10日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=648702
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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