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MRSAのスクリーニングには鼻腔が最適−初めての治療ガイドラインも公表される


[2011/01/19]
MRSAのスクリーニングには鼻腔が最適−初めての治療ガイドラインも公表される

鼻腔でのメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)レベルが高い場合、身体の他の部分でのMRSAの増殖・保菌の可能性が高いことが、新しい研究で示された。MRSA保菌は、致死性の感染症の原因となる可能性がある。

今回、米ロードアイランド病院(プロビデンス)の研究者らは、身体の異なる部位におけるMRSA菌量(quantity)を測定し、各部位間での関係を調べた。その結果、MRSAは腋下(えきか※わきの下)や鼠径(そけい)部、会陰(えいん)部(外陰部と肛門との間)よりも、鼻腔で見つかりやすいことがわかった。さらに、鼻腔でのMRSAが高レベルであると、腋下、鼠径部、会陰部でのMRSA保菌率が高いことも示された。

「この研究では、身体の各部位でのMRSA菌量が強く相関していることが示された。また、培養スクリーニングを行う場合、鼻腔および鼠径部で最も多い菌量が得られる」と、筆頭著者である同病院のLeonard Mermel 博士は述べている。この研究は、印刷版に先立ち医学誌「Journal of Clinical Microbiology(臨床微生物学)」オンライン版に1月5日掲載された。「今後の研究では、MRSA保菌部位が多い場合と各部位でのMRSA菌量が多い場合に、どちらが将来的にMRSA感染に影響するのかを検討したい」と同氏は述べている。

MRSA感染に関しては、先ごろ米国感染症学会(IDSA)により初の治療ガイドラインが公表された。MRSA感染は公衆衛生上の大きな問題となっており、救急治療室(ER)での皮膚感染症治療の60%を占めている。医師はしばしばその治療に苦労する。ほとんどの場合、MRSAは皮膚に痛みの伴う赤い発疹を生じ、初期ならば通常は治療が成功する。侵襲性MRSAは、皮膚から他の部位に感染が拡大するもので、米国では2005年に約9万4,360件の侵襲性MRSAが報告されており、このうち1万8,000人以上が死亡し、エイズによる死亡数を上回っている。

IDSAのガイドラインでは、医師が通常および侵襲性MRSAをどのように評価し治療するかの決定を助けるフレームワークが示され、皮膚や軟組織へのMRSA感染の管理や、再発した皮膚感染の治療、MRSA治療での抗生物質の使用、侵襲性感染の管理および感染新生児の治療について述べられている。このガイドラインは、小児感染症学会(PIDS)、米国救急医学会(ACEP)、米国小児科学会(AAP)も支持しており、IDSAが発行する「Clinical Infectious Diseases(臨床感染症)」2月1日号に掲載された。(HealthDay News 1月6日、1月7日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=648558
http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=648494
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