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流産は女性の心臓発作リスクを高める


[2010/12/14]
流産は女性の心臓発作リスクを高める

反復流産(recurrent miscarriage)を経験した女性は、その後の生涯における心臓発作リスクが大幅に上昇することが、新しい研究で示された。

ドイツ癌(がん)研究センターのElham Kharazmi博士らは、1回以上の妊娠経験のある女性1万1,500人以上のデータを分析。25%が1回以上の検出可能な流産、18%が1回以上の妊娠中絶、2%が死産を経験していた。約10年間の追跡調査で、82人の女性に心臓発作、112人に脳卒中が認められた。いずれのタイプの妊娠損失(pregnancy loss)も脳卒中と有意な関連はなかった。

流産1回につき心臓発作リスクは40%増大し、2回以上の流産を経験するとリスクが4倍に、3回を超える流産では9倍に増大した。また、1回以上の死産の経験により心臓発作リスクは3.5倍に増大した。喫煙や体重、アルコール消費など主要な心臓発作の要因を考慮すると、反復流産に関連するリスクの程度は低下したが、それでも正常な場合の5倍であった。

Kharazmi氏らは「これらの結果は、自然妊娠損失を経験した女性では、その後の生涯での心臓発作リスクがかなり高いことを示唆している。反復流産および死産は強力な性差特異的な予測因子であり、したがって、心血管リスクファクター(危険因子)のモニタリングや予防策の重要な指標として検討すべきである」と述べている。

米国心臓協会(AHA)の広報担当でもある米レノックス・ヒル病院(ニューヨーク)のSuzanne Steinbaum博士は、「女性の心疾患リスクを評価する際、そのリスクを男性と同様に定義することはできない。従来のリスクファクター分析はもともと、女性における心疾患発現の可能性を過小評価している。本研究のデータは、個々の女性の心疾患リスクを決定するリスク分析において、流産や死産など女性の産科病歴を考慮しなければならないことを示している」と述べている。

同氏はさらに、「今回の研究では死産を経験した多くの女性はあまり運動をしない傾向があり、心疾患リスクに関連する糖尿病や高血圧症の割合が高かった」とも指摘している。研究結果は、医学誌「Heart(心臓)」オンライン版に12月1日掲載された。(HealthDay News 12月1日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=646807
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

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