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新しい抗凝血薬がワルファリンの有望な代替薬に


[2010/11/25]
新しい抗凝血薬がワルファリンの有望な代替薬に

新しい抗凝固薬であるrivaroxabanリバロキサバン(商品名:Xarelto、日本国内では未承認)は、心房細動患者の治療においてワルファリンと同程度かそれ以上に優れている可能性があり、有望な代替薬となりうることが、米シカゴで開催された米国心臓協会(AHA)年次集会で報告された。

心房細動治療の標準薬であるワルファリンには、出血リスク、投薬やモニタリングが困難という大きな問題があるが、rivaroxabanでは重篤な出血イベントのリスクも低減したという。今回の研究は、同薬の製造業者であるジョンソン&ジョンソン・ファーマシューティカルリサーチ&デベロップメント社とバイエル社が資金を提供し、脳卒中の既往または危険因子を有する心房細動患者1万4,269人を対象に45カ国1,215施設の研究者らが実施した国際共同研究。

米デューク大学医学部(ノースカロライナ州)のRobert M. Califf博士らは、年齢中央値73歳の被験者をrivaroxaban投与群またはワルファリン投与群に無作為に割付けた。実際に試験を終了した(薬剤投与を継続できた)患者のみを分析した結果、rivaroxaban群では脳卒中や中枢神経系以外の全身性塞栓症のリスクが21%低減していた。

ただし、投与中止症例を含めた被験者全員を検討するいわゆる“intention-to-treat(ITT)解析”では、rivaroxabanは脳卒中や凝固予防においてワルファリンに対して優越性はなく、実際の診療でどうなるかという疑問が生じた。米ボストン大学医学部准教授のElaine Hylek氏は「ITT解析で優越性が示されていれば、rivaroxabanの優越性はより鉄壁(iron-clad)なものとなったであろう」とコメントしている。

Califf氏は「この新薬の使用は“臨床的判断”に委ねられる」と述べるとともに、1次分析における薬剤の優越性を強調し、「統計学的有意差はなかったものの、rivaroxabanのほうが心臓発作や死亡も少なかった」としている。(HealthDay News 11月15日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=645968
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