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癌(がん)患者の放射線療法の需要増大に対し専門医数が大幅に不足


[2010/11/05]
癌(がん)患者の放射線療法の需要増大に対し専門医数が大幅に不足

米国では今後10年間で、放射線療法への需要が新しい放射線腫瘍専門医の増加数の10倍になると予測されており、この需要と供給の差が癌(がん)患者の治療へのアクセスに影響を及ぼす可能性があることが、新しい研究で示された。

米テキサス大学M.D.アンダーソン癌センター(ヒューストン)放射線腫瘍学部助教授のBenjamin Smith博士らによれば、2010〜2020年に放射線療法を必要とする患者数が22%増加するのに対し、就業するフルタイムの放射線腫瘍医数の増加は2%でしかないという。この予測は、今年(2010年)、米国において放射線腫瘍医3,943人が推定47万人の患者を治療するという見通しに基づいている。

放射線療法に対する大幅な需要増加の理由の一つに、特定の種類の癌の有病率が高い高齢者や少数民族の増加が挙げられ、同氏らは「放射線療法に対するニーズは少数民族では45%、65歳以上では38%増加する」と推定している。

Smith氏は「人員不足は二重のトラブルを意味している。診断から放射線療法開始までの遅れが治療効果を低減させることが研究で示されているため、腫瘍専門医や放射線専門医は、多くの点で治療の質が損なわれないようにさらに協力し合わなければならない。治療の質を落とさず、アクセスを低減することもなく、より多くの患者により良い放射線療法を提供するため、どのように診療を変えられるかを知るにはさらに多くの研究が必要である」と述べている。

研究結果は、医学誌「Journal of Clinical Oncology(臨床腫瘍学)」オンライン版に10月18日掲載された。(HealthDay News 10月21日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=644632
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