健康美容NEWSモバイル
海外ニュース

肺で苦味受容体を発見、喘息治療などの改善をもたらす可能性


[2010/11/04]
肺で苦味受容体を発見、喘息治療などの改善をもたらす可能性

苦味受容体が舌と同様、肺にも存在することが明らかになり、この知見が喘息やその他の閉塞性肺疾患の治療の改善につながる可能性が、新しい研究で示された。

米メリーランド大学医学部(ボルチモア)内科・生理学教授/心肺ゲノミクスプログラム責任者のStephen B. Liggett博士は「肺気管支平滑筋に機能的な味覚受容体が検出されたことはあまりに予想外だったので、我々自身、当初は非常に懐疑的であった」と述べている。

肺にある苦味受容体は、同氏らが無関係の研究で偶然発見したもので、舌にある受容体と同じもの。ただし、舌にある苦味受容体は脳にシグナルを送る味蕾でクラスターを形成しているが、肺にある苦味受容体は味蕾に集まっておらず、脳にシグナルも送っていないという。それでも苦味には反応する。

米国立心肺血液研究所(NHLBI)の助成で実施された今回の予備研究で、Liggett氏らは種類の異なる苦味化合物について、ヒトおよびマウスの気道、個々の気道平滑筋細胞、喘息マウスで検討した。その結果、どの化合物も既存の薬剤よりも、肺の気道を大きく拡張させた。研究結果は、医学誌「Nature Medicine(ネイチャー・メディシン)」オンライン版に10月24日掲載された。

Liggett氏は「喘息や気腫、慢性気管支炎に対する新薬が必要とされている。これは既存薬に置き換わるか、それを強化する可能性があり、完全に新しいアプローチである。しかし、単に苦味食品や化合物を摂取するだけでは喘息患者には有用でない。この研究に基づき、最良の薬剤は苦味化合物を化学的に修飾し、エアロゾル化してインフェラー(吸入器)で肺に吸入させたものであろう」と述べている。(HealthDay News 10月24日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=644719
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

つぶやく
関連ニュース
セ消えないシミとされてきた真皮のシミの改善メカニズムを発見/ナリス化粧品
セ老化治療の最前線を走る博士が、都内で来日講演
セ新しい放射線療法で高齢肺がん患者の生存率が改善
関連ワードで検索
苦味受容体ぜん息治療改善
ソ今週のアクセスランキング
1.お茶の香りの貯蔵メカニズムを解明/サントリー食品インターナショナル
2.コーセーとセブン-イレブン共同企画の「雪肌粋(せっきすい)」発売
3.つっぱらないのが嬉しい酵素洗顔料、『肌極 はだきわみ』発売/コーセー
4.コーセー「スティーブンノル コレクション」ヘアケアがリニューアル
5.働く女性の髪の悩みが大きく変化する年代は?
<jュース検索
新着 | 健康美容 | 海外ニュース | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

お問合せ
Copyright(c)2007-2015 All Rights Reserved.
健康美容EXPO