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視覚障害が3D映画の楽しみを奪う


[2010/10/06]
視覚障害が3D映画の楽しみを奪う

最新流行の3-D映画を見るために映画館に殺到し、誰もがハリウッドが改良した3-D技術による視覚の楽しみに喜びや驚きの声を上げているように思われるが、全員というわけではない。

米イリノイ・オプトメトリック(眼鏡技術)カレッジ(ICO、シカゴ)教授のDominick Maino博士は、「群衆の中に少なくとも一人は “何も飛び出して見えなかった”。あるいは “少し吐気がした”と言うかもしれない」という。米国では300〜900万人に3-D映画を楽しめない視覚障害があり、18〜38歳の人の56%が奥行き覚(depth-perception)障害に関連する症状を有する。

これらの障害は両眼視と関係している。両眼視とは、両眼を標的に合わせ、2つの眼で捕えた視覚イメージを組み合わせて1つの三次元構造を認識する能力。Maino氏は「頭部に2つの眼がわずかに異なる場所にあるので3-Dになる。脳が2つのイメージを合わせたときに3-D効果が生まれる。3-Dは実は、距離(間隔)を判断する能力である」と説明している。

3-D映画では、それぞれの眼に異なるイメージを与えることでこの効果を再現する。米国オプトメトリック協会(AOA)のスポークスマンである視覚・学習センター(ニュージャージー州)のLeonard Press博士によれば、両眼視に問題があると3-Dの錯覚を捕えられず、映画やTV番組が実は“視覚の酔い(visual hangover)”をもたらすという。

同協会の調査の結果、両眼視障害を有する場合、頭痛、霧視(かすみ目)、めまい感が3-D映画による最も一般的な副作用であることが判明した。これらの人では、映画を見た後にめまいを来し、正常に戻るまでしばらく時間を要した。この障害の原因には、次のようないくつかの異なる視覚障害が考えられる:

・弱視。片方の目がもう片方ほどに見えないときに発生する。両眼に差があるため、3-Dを見る能力が低下するか、能力がないという。
・斜視。焦点を合わせるときに両眼が同じ方向に向かない。結局、斜視の場合、3-Dでは複視が始まるか、見られなくなる。
・輻輳(ふくそう:収束)不全。両眼を互いに寄せて、同じ距離を見ることができない。

両氏は「この問題は、眼帯か特殊なメガネを用いて眼が共働する方法を教えるオプトメトリックビジョンセラピー(視覚療法)で治療できる。これは眼の理学療法の1つで、重要なことは眼が脳と共に働くのを助けることである」と述べている。(HealthDay News 9月21日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=641069
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