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スタチンが関節リウマチの発症リスクを低減


[2010/09/21]
スタチンが関節リウマチの発症リスクを低減

スタチンはコレステロールを低下させ、心臓発作や脳卒中を予防することが認められているが、関節リウマチ(RA)の発症リスクも低減させる可能性のあることが、イスラエルの研究者らによって報告された。

イスラエルの健康維持組織(HMO)であるマッカビMaccabiヘルスケアサービス(テルアビブ)のGabriel Chodick氏は、「持続的にスタチンを服用していた患者では、長期の追跡調査期間中に関節リウマチを発症する可能性が低かった。例えば追跡期間中のスタチンの服用期間が20%未満の患者に比べて40〜59%の患者では発症リスクが23%、80%以上の患者では40%低かった。若齢患者やより有効性の高いスタチンを使用している患者のほうが影響は大きかった」と述べている。

オンライン医学誌「PLoS Medicine」に9月7日掲載された今回の研究で、Chodick氏らは、同組織を介して治療を受けた患者180万人のデータを収集し、スタチン使用と、関節リウマチ、変形性関節症(OA)の発症との関連を検討した。変形性関節症は退行性関節疾患でスタチンに影響される可能性は低い。

研究の結果、9年間の追跡調査で関節リウマチ2,578例、変形性関節症1万7,878例の発症が認められた。非スタチン服用患者では追跡調査期間の約80%における関節リウマチの発症リスクが51%高かった。スタチンを定期的に服用していた患者では非服用患者に比べて関節リウマチの発症リスクが41%低かった。変形性関節症に関しては、スタチン服用患者では発症リスクがわずかに短期間低減したのみであった。

Chodick氏は「今回の研究が直ちに臨床的意義を持つわけではないが、この知見は、スタチンの処方を受け、持続的に服用している患者ではコレステロールの低下だけではなく、関節リウマチのリスク低減など同薬が有する多数の効能の恩恵を得られることを示唆している」と述べている。

米マイアミ大学ミラー医学部内科・生理学教授のRobert Myerburg博士は「これは両者間の関連性を探究する研究であり、一生の早い時期でのスタチン投与開始が関節リウマチの発症を予防したり、遅延させたりすることは証明されていない。この関連を証明する方法は臨床試験しかない」と述べている。(HealthDay News 9月8日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=642906
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

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