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鎮痛薬依存の4つの危険因子を特定


[2010/09/15]
鎮痛薬依存の4つの危険因子を特定

なぜ一部の人はオピオイド系鎮痛薬依存になりやすいのかという謎が、米ガイシンガーGeisingerヘルスシステム(ペンシルベニア州)によって一部解き明かされた。

同健康研究センターの疫学者で主任研究員のJoseph Boscarino氏らの研究により、最も依存に陥りやすい群では年齢(65歳未満)、うつ病の既往歴、薬物乱用歴、抗精神病薬の使用という4つの主な危険因子(リスクファクター)が共通していることが明らかになった。これらの因子を持つ患者の鎮痛薬依存の割合は26%にも上る。

同氏らは今回、モルヒネやコデインなど麻薬を含むクラスのオピオイド系鎮痛薬を90日以上処方された背部痛(back pain)患者705人にインタビューを行い、DNAを分析した。また、アルコール、コカイン、ニコチン依存に関連する15番染色体の遺伝子についても調べた。研究データからは、15番染色体上の遺伝子クラスター(gene cluster: 同一の遺伝子が集合して存在する場所)のDNA変異もオピオイド依存と関連している可能性が示唆された。

Boscarino氏は「今回の知見は、危険因子を有する患者が鎮痛薬依存になる可能性が高いことを示唆しており、これは今後の臨床的評価の基盤となる。慢性疼痛患者に鎮痛薬を処方する前にこれらの危険因子を評価すれば、医師は将来薬物依存が起きる可能性を避けて患者の疼痛に対しよりよい治療ができる」と述べている。

同氏らはまた、同じ危険因子が慢性疼痛の既往歴のない患者の薬物依存リスクを増大させるとも述べている。研究結果は、医学誌「Addiction(嗜癖)」オンライン版に8月16日掲載された(印刷版は9月号掲載予定)。(HealthDay News 9月2日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=642645
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