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帝王切開前の抗生物質投与を推奨−米国産科婦人科学会


[2010/09/09]
帝王切開前の抗生物質投与を推奨−米国産科婦人科学会

帝王切開を受けようとする妊婦には、感染症予防のため手術直前に抗生物質を投与すべきであるとの新しい勧告が、米国産科婦人科学会(ACOG)により発表され、医学誌「Obstetrics & Gynecology(産科・婦人科学)」9月号に掲載された。

感染症は帝王切開の最も一般的な合併症であり、経膣分娩をする女性の1〜3%に対し、帝王切開を受ける女性では10〜40%に認められる。抗生物質は出産前に投与すると、新生児の血液に入り込み、新生児の臨床検査に干渉したり、新生児の抗生物質耐性感染症を引き起こしたりすると考えられているため、通常、帝王切開後にのみ投与されていた。

ACOG産科診療委員会のWilliam H. Barth, Jr.博士は「最新のデータによると、帝王切開前の妊婦への予防的抗生物質投与により母親の感染症が有意に減少し、新生児に害を与えることはないようである。帝王切開を受ける女性は全員、術前に抗生物質の予防コースを受けることを勧める。手術の60分以内に行うのが理想的である」と述べている。

今回の勧告では、緊急帝王切開を必要とする女性はできるだけ早く抗生物質を投与するよう推奨している。ただし、別の症状のためにすでに抗生物質を使用している妊婦には当てはまらないとしている。(HealthDay News 8月25日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=642291
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