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適量のビールでも女性では乾癬の発現リスクが高まる


[2010/08/31]
適量のビールでも女性では乾癬の発現リスクが高まる

通常のアルコール濃度のレギュラービールを飲む女性では、皮膚に影響をもたらす自己免疫疾患である乾癬の発現リスクが増大することが、新しい知見で示唆された。アルコール濃度の低いライトビールやワインではこのようなリスクとの関連は認められなかったという。

米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院、ハーバード大学医学部およびボストン大学(いずれもボストン)の研究者らは今回、当初乾癬と診断されていなかった女性8万2,869人を、1991年から2005年まで約15年間追跡した。被験者である看護師健康調査(NHS)IIの参加者は自身のアルコール消費について報告し、さらに、試験期間中、医師が乾癬と診断したかどうかを報告した。

研究の結果、比較的適量のビールであっても乾癬リスクは増大し、週2.3杯でほぼ80%増大した。週5杯以上では、全く飲まない場合に比べて乾癬と診断されるリスクが2倍になった。研究結果は、医学誌「Archives of Dermatology(皮膚科学)」オンライン版に8月16日掲載された(印刷版は12月号に掲載予定)。

研究著者であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院/ハーバード大学医学部皮膚科助教授Abrar A. Qureshi博士は「乾癬の家族歴や既往、乾癬の素因があると思われる別の理由がある女性は、レギュラービールはおそらく避けるべきである。異なるアルコール飲料の成分を調べた結果、レギュラービールで突出していたのは蛋白(たんぱく)、特にグルテンの量であった。摂取したグルテンが乾癬の悪化だけでなくセリアック病など他の自己免疫疾患にも関連しているという過去の報告が納得できた」と述べている。

米国乾癬協会(NPF)のBruce Bebo氏は「本当に両者に関連があるかどうかを確認するために、さらに研究が必要である。アルコール消費が免疫反応に影響を及ぼしうるというエビデンス(科学的根拠)があり、乾癬は自己免疫疾患である。ケラチノサイトkeratinocyteとして知られる皮膚細胞の生物学に影響を及ぼすエビデンスもあるが、何故レギュラービールのみで、ワインや他のアルコール類では影響がないのか。ワインにはこの作用を逆転させる物質が含まれているのかもしれない」と述べている。(HealthDay News 8月17日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=642180
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