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ヒト用の薬剤はペットに最大の中毒の危険性もたらす


[2010/08/24]
ヒト用の薬剤はペットに最大の中毒の危険性もたらす

米ニューハンプシャー州に住むJohn D’Amato氏がある日、早い時間に仕事から帰宅すると、居間の床にイブプロフェンの空き瓶が転がっており、飼っていたグレート・デーンの子犬オーティス(約38kg)がひどく衰弱していた。オーティスは、前夜鎮痛薬を置きっぱなしにしていたコーヒーテーブルからその容器を落とし、何十錠も食べていた。

急いで連れて行った近くの動物病院のスタッフは直ちに嘔吐を誘発し、静脈内輸液投与を開始した。同氏の帰宅が遅ければ、オーティスは生きていなかったかもしれない。獣医師らによれば、ヒト用に調剤された市販薬や処方薬の摂取は間違いなく、米国におけるペットの中毒の最も一般的な原因であるという。

米国動物虐待防止協会(ASPCA)動物中毒事故管理センター(APCC、イリノイ州)が2002年に統計を取り始めて以降、ヒト用の薬剤は常に、ペットが摂取する最も有毒な物質の年間リストの首位を占めてきた。APCCの毒物専門獣医師であるCamille DeClementi氏によれば、今年に入って受けた電話9万8,000本の約3分の1がイヌやネコによるヒト用の薬剤の摂取であったという。

イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬が原因であることが最も多く、イヌや一部のネコが摂取することの多い他の薬剤には抗うつ薬、アセトアミノフェン、抗不安薬、睡眠補助薬およびβ遮断薬がある。DeClementi氏は「自宅で最も有毒なのはヒト用の薬剤である」という。

ペットがテーブルの薬瓶を倒したり、飼い主がペットの疾患を軽減するためにヒト用の薬剤を与えたりすることもあるが、それは禁物である。米Veterinary Pet Insurance社(カリフォルニア州)のSilene Young氏は「イヌやネコの代謝はヒトと異なるので、同じ薬剤を処理できるとは限らない」という。また、薬剤の混同もまた不測の中毒を引き起こす。

グレート・デーンのオーティスは、3日間の静脈内輸液投与と獣医による厳密な監視後、元気を取り戻した。オーティスが摂取した35錠以上という量は、死亡原因となりうる胃潰瘍や腎不全を引き起こす可能性がある。(HealthDay News 8月13日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=641811
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

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ペット、ペット中毒、非ステロイド性抗炎症薬、胃潰瘍、腎不全、死亡原因
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