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タイレノールの使用はティーンの喘息や他のアレルギー性疾患と関連


[2010/08/23]
タイレノールの使用はティーンの喘息や他のアレルギー性疾患と関連

タイレノールとして最もよく知られる解熱鎮痛薬アセトアミノフェン(※日本国内で販売されている製品は、含有量、用法・用量が国外の製品とは異なる)を定期的に使用している世界各地のティーンでは、使用経験がない者に比べて喘息を有する可能性が2倍以上であることが、新しい研究で示された。また、同薬の使用は、青年期の湿疹や鼻結膜炎、アレルギー性鼻充血(鼻閉)のリスク増大とも関連していた。

ニュージーランド医学研究所 Medical Research Institute(ウェリントン)内科教授のRichard Beasley博士らによる今回の研究では、「小児期における喘息とアレルギー性疾患に関する国際研究(ISAAC)」に参加した50カ国の13〜14歳の小児32万3,000人近くが、アセトアミノフェンの使用、喘鳴(ぜんめい)、鼻閉、再発性の痒みを伴う発疹の既往に関する質問票に回答した。“中頻度”使用者は前年に1回以上、“高頻度”使用者は前年に月1回以上の同薬の服用を報告した小児とした。

研究の結果、高頻度使用者の喘息リスクは使用歴のない小児のほぼ2.5倍で、中頻度使用者では43%高かった。鼻結膜炎を有する可能性も高頻度使用者は2倍以上で、中頻度使用者はリスクが38%高かった。湿疹は、高頻度使用者ではリスクが99%、中頻度使用者では31%増大した。また、使用頻度と喘息症状の重症度との関連も示され、高頻度使用者では重症の喘鳴で睡眠が妨げられ、発話能力が制限される可能性が2.75倍であった。

Beasley氏は「因果関係(causation)を仮定することはできないが、大きく異なるコミュニティ、疾患や生活習慣のパターンにおいても関連がみられた。他のすべての研究と合わせると懸念がある」と述べている。研究結果は医学誌「American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine(呼吸器・クリティカルケア医学)」オンライン版に8月13日掲載された(印刷版にも掲載予定)。

アセトアミノフェンと喘息との関連は、同誌に掲載されたエチオピアの小児を対象とした別の研究でも認められたが、湿疹との関連は認められなかった。米コロンビア大学(ニューヨーク)のMatthew Perzanowski氏は「これら2件の研究は、アセトアミノフェンと喘息やおそらく他のアレルギー性疾患が関連するという増加しつつあるエビデンス(科学的根拠)にさらに寄与するものである」という。タイレノールを製造しているマクネイル・コンシュマーヘルスケアMcNeil Consumer HealthCare社は、アセトアミノフェンと喘息の因果関係を示す前向き無作為化対照試験がない点を指摘。別の専門家は、それでも同薬の使用制限はおそらくよい考えであるとしている。(HealthDay News 8月13日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=642092
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