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若年女性のマンモグラフィの有用性が低い理由


[2010/08/10]
若年女性のマンモグラフィの有用性が低い理由

40代の女性でマンモグラフィによる腫瘍の検出率が低いのは、若年女性の癌(がん)の特性が原因ではなく、テクノロジー(技術)そのものに原因があることが新しい研究で示された。

高齢女性に比べ40代女性ではマンモグラフィの検出率が劣ることは以前から知られており、その原因が若い女性では腫瘍が急速に成長することと、乳房組織の密度が高くマンモグラフィでは描出しにくいためであると考えられてきたが、一方で技術的な制約が原因ではないかとの考えもあった。

昨年(2009年)11月、米国予防医学作業部会(USPSTF)が乳癌スクリーニングに関するガイドラインを改訂し、リスクのない40代女性は毎年マンモグラフィを受ける必要はないとしたことにより、この決定がいまでも論争の火種となっている。

米スタンフォード大学医学部(カリフォルニア州)放射線医学准教授のSylvia Plevritis氏らは、腫瘍の成長などの因子と、マンモグラフィによる腫瘍の検出能との関係をコンピューターでシミュレートするモデルを作成。医療情報ソースとして広く用いられているSEER(Surveillance, Epidemiology and End Results)データベースから約10万人のデータを引用し、40〜49歳および50〜69歳の女性について分析。その結果、制限要因は乳癌の倍加時間(成長)の差ではなく、マンモグラフィの腫瘍検出能であることが判明した。この知見は、米国立癌研究所(NCI)誌「Journal of the National Cancer Institute」オンライン版に7月27日掲載された。

「今回の研究は、従来型のマンモグラフィのみを受けた女性を対象に評価したため、最新のデジタルマンモグラフィとは結果が異なる可能性がある」とPlevritis氏は述べている。また、研究のもう一つの問題として、侵襲性の癌のみを検討しており非浸潤性乳管癌(DCIS)と呼ばれる早期乳癌について検討していない点を挙げている。「50歳未満の若年女性はデジタルマンモグラフィの受診を考慮してもよい。若年女性の乳癌の検出率を挙げるためには、技術の向上が必要である」と同氏は指摘している。(HealthDay News 7月27日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=641543
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

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