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患者自身の出血血液は外傷手術で再利用可能


[2010/08/05]
患者自身の出血血液は外傷手術で再利用可能

緊急手術中における外傷患者自身の血液の再利用(自己血輸血)は、コスト削減につながり、輸血用血液に関連するリスクを回避できることが、新しい研究によって示された。

米ブラッケンリッジBrackenridge大学メディカルセンター(テキサス州オースチン)のCarlos Brown博士は「外傷後の緊急手術における自己血の再利用は予定された外科手術に比べてはるかに少ないが、“細胞再利用システム(cell salvage system)”を設置すれば自己血輸血が可能となり、血液バンクから血液を入手するよりも安全かつ安価である」と述べている。

外傷によるけがは依然として、1〜44歳の人の死亡原因の第1位を占め、この死亡の半数では出血(失血)が原因となっており、特に手術室内および損傷後24時間以内に発生する死亡では大きな役割を果たしている。出血のためにショック状態になった患者は、時に大量の輸血を必要とする。

Brown氏らは今回、年齢、性別、損傷の重症度、損傷および外科手術のタイプをマッチさせた緊急手術で自己血を用いた患者47例と血液バンクの血液を用いた47例を比較。研究の結果、自身の赤血球と血小板を用いた被験者はドナーからの血液を少し必要としたが、血液バンク群の約半量に過ぎなかった。平均コストは、血液バンク群の2,584ドル(約22万円)に対し、自己血群では1,616ドル(約14万円)であった。

同氏は「外傷の場合、事態がめまぐるしく変化し、術前計画の時間はほとんどない。重要なことは、外傷センターで自己血の再利用が可能であればそうすべきであるということである。自己血輸血は血液不足の低減に役立つ可能性もある」と述べている。研究結果は、医学誌「Archives of Surgery(外科学)」7月19日号に掲載された。(HealthDay News 7月19日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=641271
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