健康美容NEWSモバイル
海外ニュース

25年ぶりとなるアルツハイマー病の新しい診断基準案が提示される


[2010/07/26]
25年ぶりとなるアルツハイマー病の新しい診断基準案が提示される

1984年に作成されて以来、25年間で初めて改定されることになるアルツハイマー病診断基準の草案が、米ホノルルで開催されたアルツハイマー協会アルツハイマー病国際会議(AAICAD 2010)で発表された。この草案を作成した米国立加齢研究所(NIA)とアルツハイマー協会(AA)が設置した3つのワーキンググループによれば、同疾患の各段階により着目したことが重要な点であるという。

米マウントサイナイMount Sinai医科大学(ニューヨーク)神経学部長のMartin Goldstein博士は「1984年の診断基準作成以来、同疾患に関する科学的知識が深まっていることを考えれば、改定は避けられない。初期段階のアルツハイマー病の同定方法の開発は、この疾患の早期診断には必須であり、新しい治療法につながる可能性がある」と述べている。

アルツハイマー協会のWilliam Thies氏は「今回の草案では、疾患の各段階をより反映させ、同疾患のバイオマーカーを含めて1984年の診断基準を改定する。バイオマーカーの役割は疾患の3段階でそれぞれ異なるが、診断における信頼性や有効性については理解すべきことが多く残されているため、すべての新しい勧告は徹底した試験を行うことが重要である」としている。

診断基準を改定する理由の1つには、アルツハイマー病は症状が出現する何年も前に始まるという新しい理解であり、疾患の同定が早いほど、その発現を遅らせる可能性が高まるという。アルツハイマー病の同定方法には、遺伝子解析、PETやMRIスキャン、β(ベータ)アミロイド代謝異常、脳脊髄液に認められるタウ蛋白(たんぱく)などのバイオマーカーがある。また、アルツハイマー病とレビー小体型など他のタイプの認知症との相違に対する理解も進んでいる。

今回の改定案では、症状が出現する前のアルツハイマー病同定に有用な前臨床段階(preclinical)の疾患、アルツハイマー病の最初の徴候である軽度の認知障害を考慮に入れるとともに、診断に役立つ可能性のある推奨されている特定のバイオマーカーについて検討している。

米マイアミ大学ミラー医学部教授のDavid Loewenstein氏は「アルツハイマー病の診断には除外診断法が用いられてきたが、今回の新しい診断基準は、初期のアルツハイマー病に感受性を示すバイオマーカーが実際にあるという事実に基づいたものである」と述べている。(HealthDay News 7月14日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=641137
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

つぶやく
関連ニュース
セ献血でアルツハイマー病、パーキンソン病は伝染しない
セ前立腺がんのホルモン療法がアルツハイマー病リスクに関連
セアルツハイマー病の66%に生活習慣に関連する9因子が寄与
関連ワードで検索
アルツハイマー病診断基準
ソ今週のアクセスランキング
1.コーセーとセブン-イレブン共同企画の「雪肌粋(せっきすい)」発売
2.お茶の香りの貯蔵メカニズムを解明/サントリー食品インターナショナル
3.つっぱらないのが嬉しい酵素洗顔料、『肌極 はだきわみ』発売/コーセー
4.コーセー「スティーブンノル コレクション」ヘアケアがリニューアル
5.秋の新色を限定発売
<jュース検索
新着 | 健康美容 | 海外ニュース | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

お問合せ
Copyright(c)2007-2015 All Rights Reserved.
健康美容EXPO