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人工膵臓技術の進歩で夜間血糖コントロールがより確実に


[2010/07/05]
人工膵臓技術の進歩で夜間血糖コントロールがより確実に

糖尿病患者が多量な食事をしたり、夕食でワインを飲んだりしても、人工膵臓テクノロジー(技術)によって、夜間のより確実な血糖コントロールが可能になることが新しい研究によって示唆され、米オーランドで開かれた米国糖尿病協会(ADA)年次集会で報告された。

人工膵臓技術は、持続血糖モニターリング(CGM)とインスリンポンプ、インスリンの送達時間と量を制御する高度なコンピュータプログラムとを組み合わせたもの。コンピュータプログラムが血糖値をモニターし、必要に応じてグルコースやインスリンのレベルを調整するため、糖尿病患者が血糖測定から解放される可能性があり、有望視されている。

若年性糖尿病研究財団(JDRF)のRichard A. Insel博士は「1型、2型糖尿病患者とも効果的な血糖コントロールは生活に有意に影響すると思われるため、クローズドループ(closed-loop)の人工膵臓開発を推進した」と述べ、また人工膵臓プロジェクト研究責任者のAaron Kowalski氏は「長期の糖尿病合併症リスクを有意に低減させるだけでなく、悲劇的な低血糖イベントのリスク低減や糖尿病患者の生活を楽にするためにも役立つ」と述べている。

1つ目の報告では、英ケンブリッジ大学小児科のRoman Hovorka博士らが、低血糖症が発現する恐れのない成人において、この技術が夜間の血糖コントロールを有意に改善できることを示した。研究の結果、この技術を使用した患者では血糖値が標的範囲に70%の時間維持されたが、使用しなかった患者では47%であった。

また、多量の食事をしてグラス1杯の白ワインを飲んだ後など、実生活の状況での血糖コントロールも示された。Hovorka氏は「夕食時のアルコール摂取により翌早朝に低血糖が生じたが、このシステムにより標的血糖値である時間が増加した小児における知見と同様、低血糖は半数になった」という。

一方、米ハーバード大学医学部心理学助教授のMarilyn Ritholz氏らはCGMに対する心理的なバリア(障壁)に関する研究を報告。このデバイスを用いてフラストレーションにより上手に対処している人では、血糖コントロールがより成功していることを示した。また、別の専門家は「このシステムはほぼ毎日用いた場合にのみ有効である。より多くの人がCGMを使用するために、産業界はよりよいシステムやデバイスを考案する必要がある」と述べている。(HealthDay News 6月27日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=640578
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