健康美容NEWSモバイル
海外ニュース

低身長が心疾患や死亡リスクを高める


[2010/06/22]
低身長が心疾患や死亡リスクを高める

低身長(shortness)の人では心疾患の発症リスクが有意に高いことが、フィンランドの新しい研究によって示された。長年にわたり、低身長が心疾患との関連性の有無に関するエビデンス(科学的証拠)には矛盾がみられており、この問題について体系的なレビューが行われたのは今回が初めて。

研究著者であるフィンランド、タンペレTampere大学法医学部のTuula Paajanen博士は、「身長は心疾患リスクを判断する際に用いられる有力な独立因子と考えられる。身長は、冠動脈疾患の量的な危険因子(リスクファクター)とされるボディ・マス・インデックス(BMI)の計算に用いられている。しかし、身長は心疾患リスクに寄与する可能性のある1つの要因に過ぎず、身長や遺伝的要因は変えることはできないが、心疾患リスクに影響を及ぼす体重や喫煙、飲酒、運動などの生活習慣はすべて自分でコントロールできる。危険因子が多ければ多いほど、より一層危険因子を減らす努力が必要である」と述べている。

今回の研究で、同氏らは301万2,747人を含む52件の研究のデータを分析。5フィート3インチ(約160cm)未満を低身長、5フィード8インチ(約173cm)以上を高身長とみなした。男女別では、低身長の男性が5フィート5インチ(約165cm)未満、女性が5フィート(約152cm)未満、高身長の男性が5フィート9インチ(約175cm)超、女性が5フィート5インチ(約165cm)超とした。

研究の結果、最も低身長の人では心血管疾患による死亡、心疾患、または心臓発作が発生する可能性が最も高身長の人のほぼ1.5倍であった。男女別では、低身長の男性は高身長の男性に比べて、全原因による死亡の可能性が37%高く、低身長の女性は高身長の女性に比べて55%高かった。研究結果は、欧州心臓病学会(ESC)誌「European Heart Journal」オンライン版に6月8日掲載された。

Paajanen氏は、身長が心疾患のリスクと関連する理由は不明であるとしながらも、低身長の人のほうが冠動脈が細く、貧困や栄養不良、感染など他の危険因子によってより早期に閉塞する可能性を挙げている。しかし、最近の身長に関する遺伝的知見では、栄養不良などよりも遺伝的要因による関連性が示唆されていることも指摘している。

別の専門家は「すべてではないが、これまでの研究の多くで、他の確立された心血管の危険因子とは独立して、低身長の人では心血管イベントや心血管死亡リスクが高いことが示されている」と述べている。(HealthDay News 6月8日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=639902
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

つぶやく
関連ニュース
セ全粒穀物をよく食べる人は早期死亡リスクが20%低い
セ死亡リスクの高い7つの緊急手術
セTVの見過ぎが主要疾患による死亡リスクに関連
関連ワードで検索
心疾患リスク死亡リスク低身長因果関係
ソ今週のアクセスランキング
1.コーセーとセブン-イレブン共同企画の「雪肌粋(せっきすい)」発売
2.お茶の香りの貯蔵メカニズムを解明/サントリー食品インターナショナル
3.つっぱらないのが嬉しい酵素洗顔料、『肌極 はだきわみ』発売/コーセー
4.コーセー「スティーブンノル コレクション」ヘアケアがリニューアル
5.三重県産の本真珠を溶かし込んだ美容酢
<jュース検索
新着 | 健康美容 | 海外ニュース | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

お問合せ
Copyright(c)2007-2015 All Rights Reserved.
健康美容EXPO