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進行非小細胞肺癌(がん)に有効性を示す新しい抗癌薬


[2010/06/17]
進行非小細胞肺癌(がん)に有効性を示す新しい抗癌薬

進行非小細胞肺癌(がん)患者の全生存期間(OS)中央値は現在、約6カ月に過ぎないが、初期臨床試験で特異的な遺伝子変異を有する一部の患者において全生存期間の延長が示された。肺癌は多くの点で最も厄介な癌であり、米国では毎年22万人が罹患し、全世界では100万人を超える。

米シカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次集会で発表された拡大第1相試験結果では、ALK(未分化リンパ腫キナーゼ)阻害薬crizotinib(クリゾチニブ)により、特異的な遺伝子変異がみられる肺癌患者の大多数において腫瘍が縮小した。この遺伝子変異は、推定4%の肺癌患者、すなわち全世界で約4万人に認められるという。

筆頭著者の韓国ソウル国立大学医学部内科学教授のYung-Jue Bang博士によると、臨床試験では、他の遺伝子と融合する性質をもつALK遺伝子の特異的変異(ALK融合型遺伝子)を有する進行非小細胞肺癌患者82例のうち87%がcrizotinibによる治療に反応した。

Bang氏は「約6カ月間の治療期間(中央値)に、90%以上に腫瘍径の縮小が認められ、72%では治療後6カ月間、無増悪のままであった」と述べている。通常、進行非小細胞肺癌患者では約10%しか治療に反応しないとされる。臨床試験では、約半数の患者に吐気や嘔吐、下痢が認められたが、これらの副作用は時間の経過とともに軽減した。

ALK融合型遺伝子がこの種の肺癌で何らかの役割を果たすことは、2007年に初めて発見された。現在、crizotinibの第2、第3相試験が進行中である。Bang氏らはcrizotinibの製造メーカであるファイザー社との財務関係を報告している。(HealthDay News 6月5日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=639869
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

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