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グルコース ”タトゥー”で持続的な血糖値モニターリングの可能性


[2010/06/15]
グルコース ”タトゥー”で持続的な血糖値モニターリングの可能性

将来、糖尿病患者はグルコース (ブドウ糖)“タトゥー(刺青)”を用いて血糖値をモニターできるようになるかもしれない。米マサチューセッツ工科大学(MIT)化学エンジニアリング准教授のMichael Strano氏らが開発しているこの新型の持続血糖モニターは、皮下に注射した蛍光ナノ粒子のインクに頼り、皮膚表面に装着した腕時計ほどの大きさのモニターで血糖値を検出するというもの。

グルコースを示す“タトゥー”のインクは、皮膚を通してモニターに赤外線を反射させることができるカーボン(炭素)ナノチューブ製で、この新しいデバイスによって糖尿病患者は、血糖値を追跡し続けるために1日に何度も指先穿刺を行ったり、持続血糖モニターデバイスを3〜7日毎に交換したりする必要がなくなる可能性があるという。

持続的血糖モニターリングの最大の利点は、糖尿病患者が自身の血糖値の上昇または下降傾向を把握できることであり、1型糖尿病患者は可能な限り正常血糖値を維持する努力が重要である。血糖値が低下しすぎると昏睡状態に陥り、血糖値を上げなければ死亡する場合もある。血糖値が高すぎると、眼や腎臓、心臓など体の多数の部分が損傷を受ける可能性がある。

Strano氏は「カーボンナノチューブは赤外線で蛍光発光し、グルコースに反応してチューブが蛍光発光するようにできる。ナノチューブに光を当てると、時計型ダイオードに異なる波長で光を返し、周囲のグルコース量が判明する。糖尿病による損傷のほとんどは、グルコースが急激に変化して正常範囲から逸脱する短時間に生じる。この急激な変化に介入し予防できれば、疾患の影響の多くを軽減できる。ただし、現時点は動物でこのナノ粒子を試しているため、ヒトでの副作用やアレルギー反応はまだ不明である」と述べている。

米モンテフィオーレMontefioreメディカルセンター(ニューヨーク)臨床糖尿病センター長のJoel Zonszein博士は「この技術は優れていると思われるが、機能するかどうかは不明である。現実のものにするには多くの段階と研究が必要であり、体内留置に対する有害反応の可能性も常にある」と述べている。(HealthDay News 6月4日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=639811
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