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鍼(はり)治療が自然の鎮痛化学物質を誘発


[2010/06/10]
鍼(はり)治療が自然の鎮痛化学物質を誘発

鍼(はり)治療で鍼を刺すことにより、アデノシンと呼ばれる鎮痛作用を持つ自然の化学物質の分泌が促され、疼痛軽減に役立つ可能性がマウスを用いた新しい研究によって示された。この知見は、医学誌「Nature Neuroscience(ネイチャー神経科学)」オンライン版に5月30日掲載されるとともに、スペイン、バルセロナで開催されたPurines 2010会議で発表された。

研究著者である米ロチェスター大学メディカルセンター(ニューヨーク州)トランスレーショナル神経医学センター副所長のMaiken Nedergaard博士らは、アデノシン濃度を通常よりも長く維持する抗癌(がん)薬デオキシコホルマイシンを併用することで鍼の有効性を高めることができるとも考えている。同氏は「この研究は、鍼治療が身体の疼痛を軽減する1つの物理的機序に関する情報を提供するものである」と述べている。

米ニューヨーク州脊髄損傷プログラムと米国立衛生研究所(NIH)の支援を受けて実施された今回の研究で、同氏らは、足に不快感を有するマウスに30分の鍼治療を行った。その結果、鍼の挿入箇所周辺の組織ではアデノシン濃度は治療後に24倍になり、正常なアデノシン機能を有するマウスでは足の疼痛が3分の1に軽減した。一方、遺伝子操作によりアデノシン機能を持たないマウスでは、治療による恩恵は得られなかった。

また、鍼を用いず、同じ組織領域のアデノシンを活性化すると、マウスの不快感は同様に軽減し、アデノシンがこの方法の裏で作用していることが強く示唆された。アデノシンは睡眠を調節することで知られており、神経シグナルや炎症を阻害する。アデノシンの体内からの除去を阻害するデオキシコホルマイシンを用いた実験では、同薬により標的とした筋肉におけるアデノシン量がほぼ3倍になり、疼痛軽減がみられた時間は3倍以上であった。

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=639541
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

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