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羊膜嚢が心筋修復の新たな幹細胞源となる可能性


[2010/06/09]
羊膜嚢が心筋修復の新たな幹細胞源となる可能性

胎児を包む羊膜嚢の幹細胞がいつの日か、心筋梗塞による損傷修復に用いられる可能性が、慶応義塾大学医学部(東京)心臓病先進治療学講座講師の三好俊一郎氏らによって報告された。

三好氏は「この研究は現時点ではまだ動物段階だが、心疾患だけでなく多くの他の疾患を治療するための議論の余地のない幹細胞源の可能性を提起している。これらの細胞は全身性エリテマトーデス(SLA)や関節リウマチなど自己免疫疾患の治療に使用されると思われる」と述べている。羊膜嚢は通常、分娩後に廃棄される。

三好氏らがマウスの研究で用いた細胞は大量に得ることが容易であり、同氏は「現時点で臨床利用に障壁はなく、分娩のたびに羊膜を入手できる。複雑なHLA型のドナー/レシピエント間の適合を必要としない」という。同氏らは、羊膜幹細胞のヒトでの使用を目的に一連の研究を開始した。

今回の研究は、羊膜から得た幹細胞を心筋細胞に移植した実験室でのラットを用いた研究。研究の結果、移植した幹細胞の33%は自発的に鼓動し、心筋梗塞の2週間後に移植した場合、ラットの心機能は34%以上改善した。注入した細胞は心筋の損傷面積を13〜18%減少させ、免疫拒否反応に対する薬剤を使用することなく、ラットは4週間以上生存した。

三好氏は「現在、ブタモデルを用いた実験を実施しており、結果が良ければ、直ちに臨床試験を行う予定である。羊膜の細胞は、骨髄や脂肪など他の部位の幹細胞よりもはるかに心筋細胞に転換しやすい。この細胞の免疫学的中立性は非常に魅力的または神秘的である」と述べている。研究結果は、医学誌「Circulation Research」オンライン版に5月28日掲載された。(HealthDay News 5月28日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=639586
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