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科学者自らが ”コンピュータウイルス感染者”第1号に


[2010/06/08]
科学者自らが ”コンピュータウイルス感染者”第1号に

ペースメーカーや除細動器、人工内耳などの埋め込み型医療機器(implantable devices)は、コンピュータウイルスに“感染”しやすいものになりつつあると、英国の研究者らが警告している。この知見は、オーストラリアで開催されたIEEE International Symposium on Technology and Society(技術と社会に関する国際シンポジウム)で発表された。

同シンポジウムの議長でもある英レディング大学システム工学部のMark Gasson氏は、その主張を証明するため自らを“証拠物件その1(Exhibit A)”とした。同氏は、左手に埋め込んだハイエンドRFID(電波による認証)コンピュータチップを“感染させ”、コンピュータウイルスに感染した世界で初めての人となった。このチップは盗難防止のため店のセキュリティタグに用いられることが多い。

Gasson氏は「要は、ますます高度化された埋め込み型医療機器の技術を利用する際のリスクに注意することである。今回の研究は、インプラントがデータを交信、保存、操作できる段階にまで技術が進歩していることを示している。これらは本質的には小型コンピュータである。つまり、通常のコンピュータと同様、ウイルスに感染する可能性があり、将来的に医療機器などのインプラントを安全に使うための技術も同時に向上させる必要がある」という。

今回の研究で、Gasson氏は埋め込まれたチップを用いて職場や携帯電話に連絡することができ、他の人は同氏の動きを追跡し、確認することができた。しかし、チップが“感染”すると、交信していたメインフレームシステムの適切な機能が破壊された。他のデバイスがネットワークでつながっていれば、そのデバイスにも同じことが生じたと思われる。

Gasson氏は「自分のインプラントにコンピュータウイルスを感染させることによって、これらの技術がいかに進歩したかを示したが、同時に、今後の問題点が垣間見えた。このように、コンピュータウイルスに感染した最初の人になるのは興味深いが、インプラントが自分と密接に連結していても自分では状況をコントロールできないため、ひどく侵害された気分になることが判明した」と述べている。(HealthDay News 5月28日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=639597

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