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夜間頻尿が死亡リスク増大と関連


[2010/06/07]
夜間頻尿が死亡リスク増大と関連

排尿で夜間に頻繁に目覚める人では、障害を引き起こすことが判明している慢性疾患を考慮しても死亡リスクが高いことが、2件の新しい研究によって示された。米サンフランシスコで開催された米国泌尿器科学会(AUA)年次集会で発表されたこの知見は、夜間頻尿が高齢者のみならず全年齢の成人における死亡の予測因子であり、その他の認識されていない内科疾患が寄与因子であることを示唆している。

米ニューイングランド研究所(マサチューセッツ州)のVarant Kupelian氏らによる1つ目の研究は、20歳以上の男女1万5,988人が対象。1988〜1994年に実施された第3回全米健康栄養調査(NHANES III)の記録と2000年12月31日までの米国死亡指数(NDI)の死亡証明書データを検討した。

研究の結果、排尿のため夜間に2回以上覚醒する人では2回未満の人に比べて死亡リスクが高かった。夜間頻尿と死亡率との関連は、糖尿病や心血管系疾患など併存疾患で調整後も認められ、20〜64歳のほうが65歳以上よりも強かった。また、夜間頻尿の有病率は男性15.5%、女性約21%で、加齢に伴い急増した。

Kupelian氏は「若年者群の夜間頻尿を報告した人の死亡リスクは報告しなかった人のほぼ2倍であったが、高齢者群の夜間頻尿によるリスク増大は20〜30%であった。若年成人の死亡リスクが高いことは、夜間頻尿が潜在性疾患や慢性疾患の発現が近いことを示すマーカーまたは警告サインであることを示唆している」と述べている。

2つ目の研究は、東北大学医学部(仙台)泌尿器科講師の中川晴夫氏らによるもの。北日本の都市部に在住する70歳以上の男女788人を対象に広範囲にわたる健康評価を実施し、その後5年間の死亡データを追跡した結果、死亡に寄与する可能性のあるいくつかの因子で調整後も、死亡リスクの増大は夜間の排尿頻度と関連していた。また、夜間に排尿のため起きる回数が多いほど、死亡リスクは高かった。

専門家は「両研究とも夜間頻尿と死亡との関連を示しており、この関連を引き起こす根本的な要因を特定するという次の段階に進む時期にきている。患者は夜間に2-3回起きても驚く必要はないが、基礎疾患による可能性があるため、医師に伝える必要がある」と述べている。(HealthDay News 5月30日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=639552
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

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