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妊娠中の飲酒が子どもの急性骨髄性白血病と関連


[2010/05/17]
妊娠中の飲酒が子どもの急性骨髄性白血病と関連

妊娠中の母親の飲酒により、小児血液癌(がん)リスクが高まることが、フランス人科学者らによる新しい研究によって示された。母親が妊娠中にアルコール摂取した小児では、致死性であることの多い急性骨髄性白血病(AML)に罹患する可能性が56%高かったという。

妊娠中の飲酒の危険性は以前から広く報じられてきたが、飲酒をする女性は依然として多く、米国の妊娠女性の約12%、フランスでは52%、ロシアでは60%が飲酒を報告している。世界癌研究基金(WCRF)の助成を受けて実施された今回の研究は、仏パリ大学栄養疫学研究部門研究部長のPaule Latino-Martel氏らによるもの。

同氏らは、妊娠女性のアルコール摂取と、急性骨髄性白血病および急性リンパ芽球性白血病(ALL)との関連を検討した21件の研究のデータをレビュー。8,000人を超えるリスク群(飲酒をする母親)と計1万人を超える対照群(飲酒をしない母親)において急性骨髄性白血病の症例数を比較した結果、9件の研究のサブグループで731症例が同定され、妊娠中の飲酒により、急性骨髄性白血病のみリスクが増大していた。

影響が大きい特定の妊娠ステージ(期)は認められなかったが、アルコールの摂取量が多いほどリスクは増大していた。同氏は「妊娠女性や妊娠を考えている女性はすでに、胎児アルコール症候群予防のため飲酒を控えることが推奨されている。今回の知見はこの勧告を支持するものである」という。研究結果は、医学誌「Cancer Epidemiology, Markers & Prevention(癌疫学、マーカー&予防)」5月号に掲載された。

米テキサス大学M.D.アンダーソン癌センター(ヒューストン)小児腫瘍学助教授のPatrick Zweidler-McKay博士は、「細胞レベルで癌を引き起こす変化が生じ、胎児の発達初期の細胞複製時にエラーが生じる。この変異は一部の環境毒素によって引き起こされ、これはアルコールやたばこである可能性が最も高い」と述べている。

米ニューヨーク大学メディカルセンターのStephen Ross博士は、今回の後ろ向き研究が因果関係を示すものではないことに注意を促しつつも、先天性欠損が増大し、妊娠中の安全な摂取量や期間が不明であることから、妊娠女性は完全に禁酒すべきであることには同意している。(HealthDay News 5月6日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=638838
Copyright (c) 2010 HealthDay. All rights reserved.

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