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ペットの義足が現実のものに


[2010/05/11]
ペットの義足が現実のものに

2〜3年前までは、けがのために正常に歩けない動物や凍傷のために後肢を損傷した動物、その他障害のある動物が元の正常な生活を送れるようになる希望はあまりなかったが、獣医学の進歩と、少ないながらも成長を遂げた動物補装具学(animal prosthetics)のおかげで、今では足を失ったペットや家畜が四つ足で歩いたり、走ったり、遊ぶことができるようになってきたという。

シェパード犬雑種のカシディは最近、脚を切断したランナーが使用するものに似た炭素繊維(カーボンファイバー)製の義肢を装着。ブロンクスの通りを3本足でさまよっていた迷子のイヌは、オッセオインテグレーション(osseointegration: 結合組織を介さずにチタンと骨が直接結合することを活用した方法で、インプラント治療に用いられる)を利用した整形外科手術が成功した最初のイヌとなった。いつかヒトもこの手術の恩恵を得る可能性がある。

4時間の手術で、カシディの右後肢の骨にチタン製インプラントが挿入された。このインプラントは、米ノースカロライナ州立大学(ローリー)獣医師のDenis Marcellin-Little氏らが設計。表面に見える先端部に、後で特注の義肢をスクリュー止めすることができ、その結果、生来の足とほぼ同じように動く義足となる。同氏は「この手術は関節置換術とそう変わらない」という。

失われた下肢を置換するこの手術には7,000ドル(約64万円)の費用がかかり、肢全体の置換はできない。カシディの場合、2008年7月の外科手術からこの3月に最終的な義肢を得るまで18カ月を要した。Marcellin-Little氏は「簡単でも安価でもなく、時間がかかる」という。治療対象の動物ごとに全装具を設計し、手作りし、問題がないことを確認するため事前に実験的な手術を行う必要があるためである。肢に荷重をかけるまでの治癒に約3カ月かかり、その後4本足すべてを使って歩く方法を再度学習させなければならない。

大多数の飼い主にとって、外部に装着する義肢は時間も費用もかからない選択肢である。ネコやイヌの義肢は600〜800ドル(約5万5,000〜7万4,000円)、大型動物では800〜2,000ドル(約7万4,000〜18万4,000円)である。

カシディの場合、2種類の義肢を作製したが、足の形状が特殊であったため装着し続けられず、米フロリダ州デルレービーチに住む元歯科医である飼い主のSteve Posovsky氏夫妻はオッセオインテグレーションの利用を決意。同氏は「ビーチから帰ってきたばかりだが、カシディは一日中走ることができる」と述べている。(HealthDay News 4月29日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=637980
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