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セロトニンが乳幼児突然死の原因を解く鍵に


[2010/02/19]

セロトニンが乳幼児突然死の原因を解く鍵に

脳内神経伝達物質であるセロトニンの欠乏が、乳幼児突然死症候群(SIDS)に極めて重要である可能性が新しい研究によって示され、米国医師会誌「JAMA」2月3日号に掲載された。SIDSで死亡した乳幼児は他の原因で死亡した乳幼児に比べて、呼吸や心拍数などの不随意機能(involuntary function)の重要な調節因子であるセロトニンレベルが有意に低いという。

SIDSは1歳未満の乳幼児を突然襲う原因不明死。神経伝達物質であるセロトニン不足が睡眠中の酸素低下と二酸化炭素増加に対する乳幼児の反応に影響を及ぼすとされている。正常な乳幼児は酸素不足になると覚醒して新鮮な酸素を取り入れようと頭の向きを変えるが、SIDSで死亡する乳幼児はこの重要な保護メカニズムが発達不十分か欠如しており、覚醒しない。

米ボストン小児病院の神経病理医(ハーバード大学病理学教授)のHannah C. Kinney博士らは、SIDSにより死亡した乳幼児35人と、他の既知の原因により死亡した乳幼児12人を対象に、セロトニンとその産生を助けるトリプトファン水酸化酵素(TPH2)のレベルを測定。他の原因で死亡した乳幼児群には死に瀕した低酸素状態の小児が含まれていた。

研究の結果、SIDSで死亡した乳幼児は他の原因で死亡した乳幼児に比べて、セロトニンレベルが26%、TPH2レベルが22%低かった。Kinney氏は「この研究はSIDSがセロトニンの障害であることを確認するものであり、われわれはSIDSの背景にある根本的な機序に近づきつつある。現時点では事前に同定できるスクリーニング検査法がないため、柔らかい寝具を使わない、乳幼児を仰向けに寝かせるなどの方法で環境的な問題を取り除くことが重要である」と述べている。(HealthDay News 2月2日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=635618
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